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(回答先: Re: 高橋尚子にも走らせるべきだった 投稿者 南青山 日時 2004 年 8 月 23 日 06:52:20)
五輪はショーであると同時に、最高の技術、能力を競う場でもある。
土佐と野坂両名が世界レベルではないと言ったのは少々言い過ぎかもしれないが、メダルを争うレベルではないということだ。
参加することに意義があるというのは結構だが、参加できなかった高橋の心情を察するとあまりある。
たぶん、高橋が参加していれば、野口、ヌデレバ、ラドクリフのデッドヒートが見られたはずで、最高のショーであると同時に最高の技術、能力を競うレースが見られたはずだ。
とくに、上り調子の野口と円熟期を迎えつつある高橋のガチンコ勝負はぜひとも見たかった。
この時機を逃したら、当分これほどの名勝負は見れないのではないかと思うほどだ。
これは見る側だけでなく、参加する側、高橋はもとより、野口、ラドクリフたちも望んでいたはずだ。
女子マラソンは、メディア、スポンサーの都合で、日本人同士のガチンコ勝負が見られない状況にある。
とくに、今回の高橋不参加は陸連の内部抗争に巻き込まれた悲劇というほかない。
野口の見事な走りを見届けたからこそ、高橋の不参加が残念なのである。