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外務省は28日朝、イラク・バグダッドの近郊で27日夕(現地時間)、2人の日本人フリージャーナリストが乗った車両が銃撃を受けたと発表した。
ジャーナリストは、橋田信介さん(61)と小川功太郎さん(33)で、安否は不明。2人は自衛隊が活動しているイラクのサマワから、バグダッドに移動中だった。
◆「現地情勢には精通している父が…」と橋田さんの息子◆
橋田信介さん(61)の息子で川崎市在住の会社員、橋田大介さん(22)によると、静岡県清水町に住む信介さんの妻幸子さんのもとに28日午前5時過ぎ、外務省から「橋田さんが襲撃されたようだ」との連絡があった。
信介さんは5月24日ごろバンコクを出発、イラク入りしていた。
信介さんは出発直前に大介さんにかけた電話で、イラクでは約1か月前に現地入りした小川功太郎さんと合流する計画だと話した。5月31日までの予定でイラクにとどまり、「静岡新聞の計画で、イラク中部ファルージャで失明した少年を治療のため日本に連れてくるのが目的」だと説明したという。
その上で、大介さんが最近就職したことを喜び、「元気でやっているか。会社はどうか」と様子を気遣っていたといい、大介さんは「もう何度もイラク入りし現地情勢に精通している父が、こんな事件に巻き込まれるなんて…」と声を落とした。
[5月28日9時14分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040528-00000003-yom-int