現在地 HOME > 掲示板 > 戦争55 > 896.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 10歳男児が来日、治療へ ファルージャ戦闘でけが【共同通信】安否不明の橋田信介さん、イラク入りの目的 投稿者 処方箋 日時 2004 年 5 月 28 日 10:25:06)
イラクで日本人2人襲撃される 安否不明、死傷の情報も 【Asahi 09:41】
--------------------------------------------------------------------------------
http://www.asahi.com/national/update/0528/003.html
橋田さんと小川さんの安否を気遣う母親の橋田みねさん=28日午前9時30分、山口県宇部市海南町で
衆院外務委員会で、イラクでの邦人襲撃事件について発言する前、逢沢副大臣(左)と相談する川口外相=28日午前、国会内で
バグダッド南方のマフムディヤで4月3日、武装勢力による警察署などへの襲撃事件が相次ぎ、市内をパトロールする米兵=AP
バグダッドの日本大使館に日本時間28日未明入った情報によると、バグダッド近郊で日本人2人が乗った車が走行中、武装グループに銃撃され、炎上した。外務省によると、イラクで取材しているフリージャーナリストの橋田信介さん(61)=バンコク在住=、小川功太郎さん(33)=鳥取市在住=で、2人の安否は不明という。車には橋田さんら2人とイラク人の運転手と通訳の4人が乗っていた。負傷して病院に運ばれた運転手によると、日本人1人が死亡し、1人が負傷したとの情報もあり、外務省は事実関係の確認を急いでいる。
現場はバグダッド南方約30キロのマフムディヤと見られる。関係者によると、橋田さんは小川さんの叔父にあたるという。
バグダッドの日本大使館に一報があったのは、日本時間28日午前1時半(現地時間27日午後8時半)。被弾で負傷してバグダッド近郊の病院に収容されているイラク人運転手の叔父が大使館を訪れ、事件を報告した。
日本大使館がイラク人の警備関係者を病院に派遣して聴き取り調査をしたところ、銃撃があったのは現地時間27日夕方。後ろから追いついてきた車1台から銃撃を受け、運転手は車から逃げた。その後、車は爆発・炎上した。運転手は同乗していた日本人2人は橋田さんと小川さんだったと説明しており、2人の写真を持っていた。運転手は2人の安否は分からないが、1人が死亡し、1人が負傷したようだと語ったという。
外務省によると、2人はサマワからバグダッドに移動中で、取材からの帰途だったという。
マフムディヤ周辺は反米武装勢力の活動が活発で、先月には米兵が攻撃を受けて8人が死亡、4人が負傷したと、米軍報道官が発表している。
橋田さんは、戦場取材経験が豊富なベテランのフリージャーナリスト。「イラクの中心で、バカとさけぶ」などの著書がある。小川さんも、日本の週刊誌などでイラク情勢などを報告している。
日本時間午前2時過ぎにバグダッドの大使館から外務省に一報が入り、外務省は3時15分、緊急対策本部を立ち上げた。堂道秀明中東アフリカ局長ら幹部が情報収集にあたっている。首相官邸では午前3時55分、官邸対策室を発足。野田健内閣危機管理監、安全保障・危機管理担当の柳沢協二官房副長官補らが情報収集にあたっている。
イラクで邦人が襲われたのは、昨年11月のティクリートでの外交官2人殺害事件、今年4月にファルージャ近郊で相次いで2件起きた人質事件に続く。イラクの深刻な治安情勢が改めて浮き彫りになった。
外務省によると、人質事件の時点ではイラクには自衛官を除き、報道関係者を中心にNGO(非政府組織)関係者など約70人の邦人が滞在していた。人質事件後、一部の報道機関がイラクでの取材を控えているため、報道関係者の人数は減少しているとみられるが、外務省は現在イラクに滞在中の邦人の数については「安全のため非公開にしている」としている。
外務省はイラク戦争が近づいていた昨年2月、イラク全土に渡航情報で最高レベルの退避勧告を出した。その後も米軍への襲撃や外国人の誘拐が相次いでいることから、今年に入って計20回の臨時のスポット情報を出し、繰り返し退避を呼びかけてきた。27日にも、前日にバグダッドで起きたロシア人技術者の殺害事件を受け、改めて渡航延期と退避を呼びかけるスポット情報を出したばかり。5月に入ってから4回目の情報だった。 (05/28 09:41)