現在地 HOME > 掲示板 > 戦争55 > 134.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 小泉が訪朝の意向−独自のアジア外交への模索か? 投稿者 happyblue 日時 2004 年 5 月 14 日 14:11:32)
>自衛隊派兵の拡大や北朝鮮への全面戦争を可能とする有事関連7法案の審議と平行した、小泉の日朝国交回復への動きは、一見矛盾しているように見えますが、
アメリカの反対を押し切って日朝首脳会談が行われた経過から見ると、小泉政権は独自の北朝鮮外交の確立のために軍事大国化の道を進んでいるようにも思われます。
新たな朝鮮戦争をやるためにも、いったん「過去の清算」をやりたいのでしょうか?
丸っきり、違うでしょう。これは小泉の参院選挙向けの人気取りに過ぎません。今時、北朝鮮と戦争をやりたがっている国は一国もありません。アメリカも北朝鮮がなくなれば東アジアに居据わる理由がなくなります。それに日本や韓国に高額な武器を売り付けることが出来なくなります。「アメリカの反対」など、何処を探しても出てこないでしょう。
金正日にしても、全く勝ち目のない戦争を仕掛けるほどのカラ馬鹿ではありません。
日朝首脳会談はセレモニーに過ぎません。日本国民にいかにも大変な外交交渉をしているのだ、と見せるためのものです。本来ならば、前回小泉が訪朝したのですから、今度は金正日を来日させるべきでしょう。それが経済大国の国家の威信というものです。
しかし、それでは国民向けのアピール度が期待するほど得られないから、小泉訪朝となったのです。更に言えば、最初の予定では来月の中ごろ、訪朝して家族を連れ帰るつもりだったのでしょうが、それが国民年金未納問題が過熱し過ぎて、小泉や安倍まで撒き込まれるのを恐れたのでしょう。
そこで、未納問題から世論をそらす為に、本来、訪朝家族同行御帰還ワンセットだったものを、2つに分けて前半小泉訪朝、後半家族来日としたものと想われます。ですから、この訪朝は参院選対策以上のものではありません。