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国連安保理:ブラヒミ報告(要旨)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040428k0000e030025000c.html
国連のブラヒミ事務総長特別顧問が27日行った、イラク主権移譲後の構想などに関する報告の要旨は次の通り。
一、イラクの治安悪化を深刻に懸念している。しかし、政権移譲に向けた有効な手だてを見つけていく以外に選択の余地はない。
一、暫定政権を組織するためにイラク市民に尊敬され、容認される人々を5月末までに特定することが可能と確信している。
一、これらの人々は1カ月間の準備期間に、旧占領当局および6月30日以降も駐留する外国軍との関係や、国連からどのような支援が必要かについて整理する。
一、暫定政権は首相が率いる。国家元首としての大統領、2人の副大統領を置くよう提案する。この3人は(今後行われる)選挙には立候補しない。
一、暫定政権は民主的に選出された政府発足までの短命なものでなければならない。
一、暫定政権と占領当局、外国軍は、6月末の主権移譲までにそれぞれの役割について明確な合意に達していなければならない。
一、来年1月の国民議会選挙に向けた準備には多大な困難が伴うだろうが、実施は可能だ。
一、国民対話を促進する「国民会議」開催に向けイラク人による準備委員会を設置すべきだ。
一、準備委は、政治家を目指す気持ちを持たない裁判官など、高名で卓越した少数のイラク人で構成する。
一、国内の意見を聴くため、準備委には少なくとも1〜2カ月の活動期間が必要。国民会議開催は早くても7月になる。
一、国民会議はすべての州や政党、民族指導者、労働組合、大学、女性団体、青年組織、作家、詩人、芸術家、宗教指導者などを代表する1000〜1500人程度で構成。
一、国民会議では暫定政権に助言を行う「諮問評議会」メンバーを任命する。
(ニューヨーク共同)
毎日新聞 2004年4月28日 11時15分