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(回答先: 国連安保理:ブラヒミ報告(要旨)(Mainichi)「暫定政権を組織するためにイラク市民に尊敬され、容認される人々を」 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 4 月 28 日 14:41:57)
ブラヒミ氏のイラク暫定政府構想に仏など慎重な見方
http://www.asahi.com/international/update/0428/013.html
ブラヒミ国連事務総長特別顧問が提案したイラク暫定政府構想について、米主導の占領体制に距離を置くフランスは「成否は主権移譲がどこまで徹底するかによる」(外務省)と慎重な見方だ。国連の役割が増すことは歓迎だが、イラク国民が拒否する「占領統治」が新体制に割り込めば、暫定政府の正統性に疑問符が付く。それでは、仏独などの戦争反対国まで巻き込んだ国際的な関与は軌道に乗らない、との立場だ。
仏外務省報道官は27日の記者会見で「イラク国民が、国の将来は自ら決めるんだと実感できるよう心理的な区切りが必要だ」と指摘、6月末の主権移譲は名実ともに完全な形を目指すべきだ、との立場を繰り返した。軍事的な権限が7月以降も「占領国」に残る形や、主権を小出しにするような移譲プロセスには反対する構えと見られる。
米英主導の現体制に代わる選択肢は、国連中心の枠組みしかない。現実的には、イラク戦争に反対した仏独、ロシアなどが参加するかどうかが「一新ぶり」を測る尺度になる。仏政府は最も効果的な本格関与のタイミングを計っているが、イラク国民の意思決定を国連が支える新体制が定着することが前提となる。
すでにスペイン新政権は、6月までに国連が本格関与するのは無理と見て兵力撤収を始めた。サパテロ首相は28〜29日に独仏を訪れ、米国色を一掃した国連主導の枠組みをともに安保理メンバーの3国で模索する意向だ。イラク戦争に反対した「古い欧州」が仲間を増やし、国連を舞台に再結束する形も予想される。
(04/28 19:57)