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解放された3人はドバイに到着したようである。
ドバイで健康チェックを行い、その後日本に向け出発し、明日関西空港に到着する予定のようだ。
日本に戻ってから心配すればいいことだが、やはり、この間の政府(小泉政権)の動きを見てきたものとしては、3人が自由に活動できるのだろうかということが気にかかる。
軍事占領支配と虐殺が続くイラク情勢を受けて、人質事件とは無関係に自衛隊撤退論は広がっているし、7月には参議院選挙が行われる。
政府=与党は、どうであれ大きな注目を浴びるはずの3人がイラクの実情・イラクの人々の占領支配や虐殺に対する見方や考え方・自衛隊派遣の是非について自由に発言することを望むとは思えない。
自衛隊でさえ駐屯地にこもり切りに近いイラクに日本の警察権が及ぶべくもないが、警察は、被害者として3人から事情聴取することを予定しているだろう。
それを頑強に拒むことはしないほうがいいと思っているが、家族同伴で数時間というものにとどめるべきだと考える。
いちばん心配するのは、長期間にわたって「事情聴取」する過程で、自己責任論や国費浪費論などが多数派の世論であるかのように吹き込み、しばらくは「イラク問題」で発言しないことを“承諾”するよう求める暴挙が行われることだ。
政府には、最後の最後ではまともな対応をして欲しいと言っておきたい。
(このような危惧をもつのは、今回のケースで見せた政府=与党のあまりにも酷い対応によるものなので悪しからず)