現在地 HOME > 掲示板 > 戦争52 > 878.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: イラク人質事件で警視庁・道警に合同捜査指示 警察庁 (朝日新聞) 投稿者 ZUMA 日時 2004 年 4 月 16 日 20:24:36)
記事がサイトに載ったタイムスタンプから推測すると、昨日3人が解放された時点で即座に「警察庁は、改正警察法を初適用し、警視庁と北海道警に対して、合同捜査態勢で捜査するように指示した」ことになる。
人質事件発生後の政府の対応ぶりと比較すれば、おいおい、3人の事情聴取だけはえらく段取りがいいじゃないかとチャチャを入れたくなってしまう。
今回のケースでは、日本政府が繰り返し強く米国政府やCPAに要請したにも関わらず、人質救出も現在のところ犯人逮捕もできなかった。(それが無事の解放につながったのだが)
医官や幹部は少し支援活動に動いたが、自衛隊は駐屯地にこもり切りという状態である。
日本国民が外国で「人質による強要行為処罰法違反」に相当する犯罪の被害者になったのだから事情聴取をしないで済ますべきとは言わないが、「本格的に事情を聴く」事案とは思えない。
国家の威信をかけて「本格的に事情を聴く」相手は、宗教指導者など犯行グループと接触したイラク人やイラクを統治しているCPAであって、イラクの反占領勢力の実情をほとんど知らないはずの3人ではないはずだ。
3人の家族や支援者は、何も恐れることなく(どうせ叩く連中はどうなろうと叩く)、長時間・長期間の事情聴取や家族や弁護士の立ち会いがない単独の事情聴取は回避するよう動いて欲しい。
大げさに言えば、3人が殺害されると思っていたときの心情に近い心情で対応して欲しい。
心ある弁護士はご家族に支援の手を差し延べていただきたい。
しかし、“人権派”を自認している「朝日新聞」は、このような政府の動きをただ事実報道すればことたれると考えているのだろうか?
きちんとした論述は期待していないが、「とてつもなく過酷な状況で1週間も過ごした3人の心身をいたわり、ご家族に罵詈雑言も浴びせられた事実も考慮して、手短な事情聴取にとどめて欲しい。現状のイラクに日本の警察権が及ばないことは自明であり、占領政策の歪みや「ファルージャの虐殺」が引き起こした政治的事件だったことも考慮して、3人に対する事情聴取の在り方を考慮して欲しい」という程度のコメントはつけて欲しかった。