現在地 HOME > 掲示板 > 戦争52 > 1114.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
@三人は自分の判断でイラク入りしたのだからその行動の責任は自分で取るべきという理論について
日本政府には自国民の安全を守る義務がある(それがなくして誰のための政府か。)したがって、その行為が自分の判断で行なわれたか否かに関わらず、自国民が海外で紛争に巻き込まれた際には、最大限その救出に努力するのは全くあたりまえの話しである。官房長官が「困りましたね」と困ることなどないのだ。それが、あなたの仕事なのだから。
さらに、今回のイラク行きの目的は自衛隊派兵や従軍記者の報道といった、政府の活動のみでは対応できない分野である(イラクのストリートチルドレンに薬を届ける活動・米軍の攻撃の最前線からの報道など。)それを危険だから行なうべきでないなどというのでは、政府の活動以外は何も行なうなということである。危険な場所を承知で、それでも(人間として)行かなければならない理由があるから行ったということなのだ。
A今回の救出に際してかかった費用を国民の前に明らかにしろという発言について
自己責任の延長だから、費用の負担を自己に求めようという発想なのか、あるいは単なる晒し者にしたいがための発想なのか。全く、何をしたいのか理解に苦しむ。費用がかかるなら助けないとでも言うのか。
費用の公開などすれば、誘導されやすい国民が、攻撃の世論に傾くことぐらい想像できないのか。分かっていて発言しているなら、完全に弱いものいじめの論理である。こんなくだらない発言をする人間が中枢にいるのだ。
B民間人の渡航制限を強くせよとの動きについて
こうして政府の都合の悪い動きは必ず封じられる方向へ進む。都合の良い報道、都合の良い活動、のみ行なわれ、真実に迫る報道、政府のやり方を批判する草の根的な活動はつぶされていく。皆さん、まやかしの自己責任論に惑わされず、本質は何かを追及し続けましょう。