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(回答先: いわゆる自己責任論について 投稿者 T.K 日時 2004 年 4 月 18 日 02:19:08)
@について。
政府が助けるのは確かに当然だと思う。3人を批判している人達だって、3人を見殺しにしろといってる人は少数派だろう。問題は3人を助けた上で軽率だったと批判するかどうかだ。前にもどこかに書いてあったが、今回の3人を助けるために、20億の税金が使われたのだから、税金を払っている国民は政府を非難する資格があるのと同じように、3人を非難する資格がある。日本政府と違い、3人は何も民主主義的な基盤を持たないじゃないか。その3人が自分達の判断で行動し、国民の税金を大量に使った。それをなぜ批判してはいけない?批判すること自体許さないかのような主張は、言論弾圧もいいところだよ。
>危険な場所を承知で、それでも(人間として)行かなければならない理由があるから行ったということなのだ。
時期を考えてくれ、ということでしょう。危険が最高レベルに達しているような時期にイラク入りすることが、例えボランティアの重要性を考慮したとしても軽率だったと非難が妥当するということではないですか?
彼らが捕まって、世界中が注目しているイラクで自衛隊が撤退すれば、テロリストは味をしめ、今度は世界中のボランティアが狙われかねない。彼ら自身のよりどころであるボランティア活動自体にも悪影響を与えかねない自体だったということは自覚するべきだと思います。
人質になれば、政府が多額の税金を使って助けなければいけない。そのことは彼ら自身も自覚をしていたでしょう。自覚をした上で、「日本人のためだ!」というのなら、堂々とカメラの前に出てきてそれを主張すればよい。彼らが正しいのかどうか、彼らの行動が20億円に値するだけのものかどうか、それは国民が判断することですから。国民が彼らの行動を「是」と判断するのならいずれ彼らを支持する声が高まるでしょう。一方で、「非」とする意見が勝れば、彼らは非難される。それが民主主義というものではないですか?
いかに崇高な理念に基づいていても、国民に無断で税金が使われて言いわけがない。無駄に税金が使われていると政府を非難するのと同様に、彼ら3人も同様の理由で非難することは許されるはずですよ。
>費用がかかるなら助けないとでも言うのか。
費用の公開などすれば、誘導されやすい国民が、攻撃の世論に傾くことぐらい想像できないのか。分かっていて発言しているなら、完全に弱いものいじめの論理である。こんなくだらない発言をする人間が中枢にいるのだ。
誰も助けないなど言っていないでしょう。彼らを助けるのは国の義務として当然です。しかし、彼らの行動がどのような悪影響をもたらしたのかについて、説明する責任があるのは確かですよ。国民が税金をどのように使われているのか知ることはそんなにおかしいことですか?あなただって、税金が不透明に使われていたら不満に思うでしょ。なぜ、今回だけ税金の使い道を明かすべきではないというのですか?そのようなダブルスタンダードを使うと、得てして説得力を失うものですよ。
また、費用の公開をすることで彼ら3人に対する非難の声が高まることはあなた自身よくわかっていますよね。彼ら3人が与えた悪影響をひたすら隠し続けることで、彼らの行動を必要以上に美化し、虚構で塗り固め、支持を得ようとする。それが本当に正しいことだと思うのですか?それはあなたが批判している自民党政治と同じやり方ではないのですか?
Bについて
>こうして政府の都合の悪い動きは必ず封じられる方向へ進む。都合の良い報道、都合の良い活動、のみ行なわれ、真実に迫る報道、政府のやり方を批判する草の根的な活動はつぶされていく。
3人の救出にかかった費用を隠そうとするあなたに、真実に迫る報道云々を言う資格があるのでしょうか?渡航制限についてはイラクに限ったことですし、それが正しいかどうかは国民が判断することですよ。第2、第3の人質が出てきて、助けるたびに何億円もの費用がかかる。それを本当に日本国民が望んでいると思うんですか?私も今の政府には色々と文句を言いたいことはありますが、イラクへの渡航制限については国民の意思だと思いますよ。せっかく景気が回復してきた時期に、毎回毎回何十億も無駄な出費を国民が望むわけないですからね。国民はあなたのような理想主義者ではなく、一日一日を必死に生きている現実主義者であり、現金なものですよ。