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【バグダッド=岡本道郎】イラクのイスラム教シーア派最大政党で、統治評議会にも参加するイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)のハイダル・ハイダリ執行部事務局長は6日、読売新聞と会見し、反米指導者ムクタダ・サドル師の支持者による騒乱について、「占領継続による必然的な結果」としながらも、「主権移譲実現が問題解決の最善の道」と述べ、あくまで平和的手段で占領終結を図るべきだとの考えを強調した。
サドル師の暴力路線を間接的に批判したものだ。
ハイダル師は、騒乱のきっかけとなった連合国暫定当局(CPA)によるサドル師主宰週刊紙の閉鎖、同師側近の逮捕について、「誤りだ」と指摘。その上で、「35年の圧政と混乱を経験した国民は、これ以上の暴力を拒否している」と強調。SCIRIも、「武装闘争は最後の手段」との立場を崩していないとし、主権移譲を予定通り6月末までに完了することがイラク安定化の最大の鍵であるとの見解を示した。
(2004/4/7/01:20 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040406id25.htm