現在地 HOME > 掲示板 > 戦争50 > 165.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【香港=桃井裕理】台湾の陳水扁総統の狙撃事件の捜査が難航している。捜査当局は事件の真相解明を急いでいるが、熱狂する群衆にまぎれて起きた事件だけに手がかりは少なく、真相は依然として謎に包まれている。
同事件は19日、陳総統が台南市金華路を遊説中に発生した。捜査当局の推定では1発目の弾は右前方52度の角度から撃たれ、車のフロントガラスを撃ち抜いた後、呂秀蓮副総統の右ひざにあたった。2発目は車のほぼ真横、角度70度の範囲内から撃たれ、陳総統の下腹を傷つけた。
犯人が残した主な手がかりは、陳総統の衣服から見つかった弾丸と、路上に落ちていた二つの薬きょう。当局は使われた銃を地下工場製と想定。弾丸が陳総統の衣服内にとどまった理由を「地下工場製の弾は不安定で途中で推進力をなくす場合もある」と説明した。
また、フロントガラスの弾痕の位置からみて「犯人の身長は約170センチメートル」(捜査当局)としており、連射できない銃とすれば犯人は2人以上いる可能性も指摘した。 (23:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040328AT2M2601D28032004.html