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(回答先: 韓国：イラク追加派兵２カ月遅れに 治安の安定先に変更 ［毎日新聞］【結局追加派兵はしなかったりで．．】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 19 日 17:16:44)
韓米両国は当初、韓国軍「ザイトゥーン」部隊派遣予定地だったイラク北部のキルクークの治安状況が最近急激に悪化したことから、派兵地域を変更することで合意した。
これにより派兵計画に対する全面的な再検討が避けられなくなり、当初来月７日から段階的に行われる予定だったイラク追加派兵が少なくとも２カ月以上遅れる見通しだ。
南大連（ナム・デヨン）国防部スポークスマンは１９日、「両国は韓国軍派兵地域の変更が避けられないということで認識を共にし、イラク全地域を対象に韓国の派兵基本原則に符合できる責任地域を再検討することで合意した」と公式発表した。
国防部は派遣候補地を特定しなかったものの、現在駐屯中のスペイン軍が６月に本国に撤収する予定のナジャフなど中南部地域が最も有力に検討されており、タル・アファル、クァヤラなど一部の北部地域も取り上げられている。国防部は今後約２週間に渡って米側と追加協議を行い、派兵候補地を確定する予定だ。
派兵地域変更により合計３７００名の規模だったイラク派兵「ザイトゥーン」部隊の縮小可能性も取り上げられており、派兵遅延の長期化により派兵部隊員を新たに選抜しなければならない状況も懸念されている。
またキルクークに対する経済支援の約束などにも支障を来たさざるを得なくなり、国際的な信認度にも否定的な影響を及ぼすなど波紋が予想される。
南スポークスマンは「韓国軍のイラク派遣と平和・再建任務を遂行するという基本原則には変わりがない」とし、「政府は米側と緊密な合意の下に、より安全な要件下で平和・再建任務を効率的に遂行できる派兵地域を確定、派兵日程を決定する計画」と話した。
一方、米国防部は韓国政府のイラク派兵地域変更と関連し、イラク派遣部隊の構成と期間、寄与方法などは派兵国が決定すべき事項だという反応を示した。
匿名を希望した某国防部高官は「連合軍に対する支援範囲と駐留期間および部隊構成の問題は、派兵国が決定すべき事項」とし、「米国は対テロ戦に参加した９０カ国余の寄与を貴重に考えているように、韓国に対しても同じ評価を下している」と述べた。
ユ・ヨンウォン記者kysu@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/19/20040319000059.html
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