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(回答先: 台湾総統、遊説中に銃撃で負傷、政治テロか [CNN]【どういう勢力が何を狙って...】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 19 日 17:19:10)
【台北=河崎真澄】今回の総統選挙期間中に台湾で何度となく“暴動説”が流れていた。
先月二十六日には、暴動など異変が発生した場合に備え、警察当局が二十七種類の事態を想定、机上演習を行っていたことが明らかになった。また各地の憲兵隊と連絡も取り、応援態勢を整えていた。このため地元メディアでは、万一の事態が発生した場合、「戒厳令」を敷くべきかどうか論議が高まった。しかし陳水扁総統が会見で「どのような事態が起こっても冷静に対処し、戒厳令は考えない」と否定していた。銃撃事件による二十日の総統選挙への深刻な影響も考えられる。
買収のうわさも絶えない台湾の「選挙文化」が非常事態を招いた形だ。
二〇〇二年十一月には、台北市議選挙で黒金(暴力団がらみの金権政治)問題で、市議が射殺される事件も起きている。今回の総統選では、最後まで与野党勢力の拮抗(きっこう)が続いており、東部の花蓮地域などでは一票二千台湾元(約六千円)、南部の高雄地区では一票五千元(約一万五千円)での買収のうわさが流れている。陳総統はこうしたうわさを取り上げ、十七日の演説で「買収されて投票することは民主主義に反する」と有権者に訴えるなど、「黒金」と手を切るよう、有権者に訴えていた。
今回の総統選で、陳総統が小差で勝利した場合に、何らかの暴動が起きるとの情報もあった。また国防部(国防省に相当)は陸海空三軍をすでに二十四時間の警戒態勢においており、問題の発生に備えている。現在のところ事件が発生した台南以外では異変は起きていない。
(03/19 17:43)
http://www.sankei.co.jp/news/040319/kok084.htm