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バルセロナからです。
この4日間、投稿ができませんでした。実を言いますと、スペイン時間3月11日の夜から16日の午前2時まで、私のコンピューターと阿修羅との接続ができなくなっていたのです。他の日本のホームページを調べたところ阿修羅以外に韋駄天迷宮がアクセスできず、それ以外は全く普通どおりで何の障害もなかったのです。どう調べてもコンピューター自体の異常ではなく、阿修羅のサーバーにかけられた妨害でもなかったようですし、阿修羅の情報は日本語の分からないスペイン人には何の関係もありませんから、アスナール国民党の悪巧みを暴露し散々にけなして日本に報告していた私の口を封じ3.11以後の私の即刻の現地報告を妨害するために、スペイン当局が図った妨害の可能性が高いと思われます。時期が時期で、起こった出来事が重大ですから、たまたま何かのアクシデントだったとは到底思えません。私のコンピューターからスペインや中南米の各ホームページにも問題なくアクセスできたのです。つまりスペイン国内の回線の不備でもありません。
本来なら11日の夜に投稿する予定だった「アスナール政権最後の醜態」の最終回を、何としてでも日本に届けたく、やむをえず、木村さんにお願いして代理投稿していただきました。木村さんには深く感謝いたします。
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/418.html
つまり、日本語に精通して常に阿修羅のような掲示板を見張っているスペイン当局のスパイがいる、あるいは日本のある機関が阿修羅のような「けしからぬ掲示板」の情報をスペイン当局に流している、という事です。スペインだけではないでしょう。皆さん、世界の巨大な権力から常に見張られていることを十分に覚悟した上で、勇気を出して投稿しましょう。
16日になって急に接続可能になったのは、恐らく選挙結果が影響しているのでしょう。私がアスナール国民党の汚いやり口を散々にけなしていたのですが、国民党政権が消えてなくなり、私の口を封じる意味がなくなったのかもしれません。スペイン国民に、国民党のデタラメと謀略を見抜いたスペイン人の直感に、感謝を捧げます。14日の夜、国民党の大敗の様子を刻々とテレビで見ながら、思わず涙が流れそうになりマドリッドで亡くなられた大勢の方々に手を合わせました。
カタルーニャでは、例の「ETA疑惑」に問われたカタルーニャ左翼共和党が大躍進しスペイン議会内で第4位の政党になりましたし、国民党は半減しました。南部のアンダルシア、北部のカタルーニャ、アラゴン、バスク、そして西部のエクストレマデゥーラの各地区で社会労働党が勝ち、普段なら国民党の大票田である西部のガリシアや南東部のバレンシアでも国民党は激減しました。まさに「辺境の反乱」です。もちろんマドリッドでも国民党は議席を減らしました。国民党に投票した数自体は前回の2000年とさほど減ってはいないのですが、前回社会労働党に絶望して棄権した人々が「国民党許すまじ」の意志で大挙して社会労働党に投票したのでしょう。
サパテーロ書記長がどれくらいの指導力を発揮できるかは未知数で、公約どおりにイラクからの撤兵ができるのかは微妙なところですが、スペイン人の鋭い感性がブッシュ、ブレア、シャロンらの悪巧みをくじいたことは明らかな事実です。この国にいることを誇りに思います。スペインを誇りに思います。