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(回答先: リビアの天然ガスは世界の左傾化の証か 投稿者 HAARP 日時 2004 年 3 月 26 日 07:18:16)
HAARPさん、今晩は。
とっても腑に落ちる解説、有難うございます。
下記▼@〜▼Aの一連の流れに連動して、『311はEU(シェルが強い影響力)が「継続可能」な資源支配を完成するために仕組まれたという可能性』の指摘は、大変、説得力があり、感激しました。
▼@ 2/10の田中宇ML「★イスラエル・パレスチナのEU加盟」から:
2月6日からマドリッドで「社会主義インターナショナル」の年次総会が開かれたが、そこに、イスラエルの野党労働党の党首であるシモン・ペレス、パレスチナ自治政府の和平交渉担当の閣僚であるサエブ・エレカットがともに参加した。2人はスペインのアナ・パラシオ外相の仲裁で会談を持ち、そこで「和平が成功したらイスラエルとパレスチナはEUに加盟する」という案が検討された。イスラエルとパレスチナ双方は、この案に賛同し、スペインはEUの他国と調整してこのメカニズムを進めていくことにした。
パレスチナ問題は、EU内部の問題になり、戦争ではなく話し合いで解決されることになる。EUは1995年に、これらの地中海岸の諸国との関係を強化するための組織「ユーロメッド」を作っており、イスラエル・パレスチナのEU加盟構想は、それを強化していく流れの中にある。
EU加盟構想は、パレスチナ問題の範囲を超えて、新生イラクを含む他のアラブ諸国も、いずれEU圏に入れていく構想を含んでいると思われるが、だとしたら、イラクのフセイン政権が潰され、アラブ全体が弱体化することが、この構想の前提条件として必要だったという考え方もできる。
▼A 3/23の田中宇ML「★世界を動かすスペインの政変」から:
スペインの政権交代を機に、世界各国がアメリカから距離を置く姿勢を見せているが、実はスペインの新首相が言った「イラクから撤兵する」という新方針は、報じられているほど画期的なものではない。ブッシュ政権は昨年末、「イラク民主化計画」の失敗を暗に認めて方向転換し「6月末にイラクの政権をイラク人に委譲する」と決めたとき、すでに「政権移譲後は、国連がイラク新政権の後見役となるのが望ましい」とする構想を打ち出している。(関連記事)
スペインが政権交代によって中道派的な態度に変わったことで、イラク問題をめぐるアメリカの立場が弱くなって譲歩せざるを得なるかもしれない。サパテロ新首相は、そのあたりの国際情勢を把握したうえで発言しているのだと思われる。EUが覇権を取ることも「均衡戦略」の中道派が望んでいることだ。その意味で、スペインの政権交代は「中道派による政変」だといえる。
英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル(ロスチャイルド傘下)系列の昭和シェル石油では、東京都環境局の「水素供給ステーションパイロット事業」に参加して、「有明水素ステーション」を2003年に開設。ここは、液体水素と圧縮水素の両方を充填供給できる日本初の施設だそうです。
BMWは、現在、ミュンヘンとハンブルクに液体水素の供給施設を開設していますが、2005年までに、欧州の各主要都市に最低1カ所の設置を計画中で、自動車用だけでなく家庭用電源の供給も予定しているそうです。
シェルもBMWも、アナン国連事務総長が1999年にダボス会議で提唱した、「持続可能で包括的なグローバル化」を推進するGC(グローバル・コンパクト)イニシァティブの参加企業です。(グローバル・コンパクト 経過と活動に関する報告)
反ダボス会議派の「世界社会フォーラム」は、2001年から2003年まで、ポルト・アレグレ(ブラジル)で、2004年はムンバイ(インド)で、開催されました。
3年に亘り「世界社会フォーラム」の開催国になったブラジルの与党、ブラジル労働党は、「世界社会フォーラム」の提唱者ですが、「社会主義インターナショナル」には加盟していません。(ラテンアメリカに吹く新しい風)
ところで、ポピュリストと看做されて、ラテンアメリカでは今ひとつ人気のない「社会主義インターナショナル」ですが、ヨーロッパ諸国では、まだまだ人気も影響力もあるのでしょうか?その前提に立って始めて、次の説が成立するものと思われます。
> ちなみに、EUはアラブ諸国も巻き込んで拡大しようとしているが、このための道具として社会主義インターナショナルが使われている。そして、この方向を推進していたのはスペインの左翼勢力だったという経緯は興味深い。