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(回答先: 新生イラクもいずれEUに? 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 3 月 26 日 19:17:34)
イラクもEUという段階は踏みたいのでしょう
エイドリアンさん、私の若干粗い話を補足していただいてありがとうございます。
田中さんはスペインとパレスチナの関係について、いいところを突いていると思っていました。
このような動きと平行して、スペインの「王室外交」がイエズス会の後ろ盾でパレスチナと行われてきたという経緯もあるようです。
歴史的には、「最もイスラムに近い西側の国」がスペインなので、パレスチナ和平に関してスペインの位置というものは、非常に大きいということが言えるようです。
これには、非常に複雑な利害関係が絡んでいるのでまだ纏め切れていませんが、「アラブに拡大したいEU」と「アラブマネー利権を温存したいアメリカおよび産油国」この2つの流れを纏めたい「国連勢力」の三位一体とも言える動きが311に収斂しているのではないかと考えてきています。
こうなると、シャロンは道化か狂言回しに見えてきてしまいます。
>ところで、ポピュリストと看做されて、ラテンアメリカでは今ひとつ人気のない「社会主義インターナショナル」ですが、ヨーロッパ諸国では、まだまだ人気も影響力もあるのでしょうか?その前提に立って始めて、次の説が成立するものと思われます。
ラテンアメリカは片やIMFなどの国際金融、片や左翼運動に翻弄されてきた歴史がありますから、「目が肥えている」のではないでしょうか。
私は社会主義インターナショナルは欧米(やアジア)では人気はともかく影響力は持っていると思います。それも不吉な方向で。
「世界社会フォーラム」に関してはこんな投稿をしています。このなかで、私は、きくちゆみさんに誤解した発言をしていますが、これがほんとうに誤解なのか最近わからなくなっています。
【これは社会主義インターナショナルの集会でしょう】
http://www.asyura2.com/0401/bd33/msg/379.html
投稿者 HAARP 日時 2004 年 1 月 24 日 22:17:56
これに加えて「ダボス会議」には社会主義インターナショナルのメンバーは、漏れてくる名簿情報では「常連」のようです。
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【こんなバックグラウンドもあるようです】
いまのところ、「環境」関係の資料を漁っているところですが、いわゆる「サステナブルななんとか」というのは「継続可能」とか「接続可能」とかいう言い回しで、スローガンのように連呼されていますが、この用語の背後にはシェルやその周辺のシンクタンクが源泉のようです。これは決して「ピースフル」な用語ではないのです。
これらのシンクタンクや学者は、「石油の産出のピークは2000年」と発表しており、これは世界の埋蔵量の半分が「終わった」ことを示しています(私は信じていませんが)。この後は減産に転じ、石油価格が「恒常的な高値」になるのが2020年、この高値が「農業生産を破滅させる」のが2050年と弾いているようです。
それこそ「サステナブル」な農業生産には石油派生物の農薬や肥料や運搬のための燃料などが大量に消費されます。勿論、電力や水の分配にも大きな影響があり、これらが「破綻」するのが2050年と算出され、世界の石油業界はこのタイムリミットに沿って動いているようです。
一方、「環境レポート」や「食料関係圧力団体」などはなにかと2020年とか2050年という数字を使った報告が多いです。(最近の「ペンタゴン・レポート」も2020年までに・・・と言っています)
このような幾分インサイダーな情報圏内では、2010年あたりで「水素転換」(トランジットですね。今後は連呼されるでしょう)を行うというのは既定方針のようです。しかし、この「水素」は「石油や天然ガスから」作るんです。決して太陽光や触媒を使った「水の分解」は最初はやらないでしょう。
いずれは、水も「燃料」として認知されるのは必定ですから、「水の支配」は平行して行いますが、まずは水素供給のインフラを支配して、アラブなどの産油国(とくにサウジ)の利益は温存するということになるでしょう。
このようにすれば、「サステナブル」な世界は作れると「彼らは」見ているので、「接続可能」というのは「彼らにとって」という但し書きが必要になります。ちなみに、このような発想のグルーとなっている学者のなかには「世界人口が一億人くらいが望ましい。そのうち文明社会は半分でよろしい。」などと真顔で提言している人もいます。これでは、ブッシュやシャロンも忙しいわけです。
以上のような発想が結実したのが、【シェルもBMWも、アナン国連事務総長が1999年にダボス会議で提唱した、「持続可能で包括的なグローバル化」を推進するGC(グローバル・コンパクト)イニシァティブの参加企業です。】のグローバル・コンパクト・イニシアティブです。
もちろん、アナンも社会主義インターナショナル同様、ダボス会議の常連です。
ちなみに、ここに参加するお金持ちの爺さんたちは「若い秘書や妻」を同行するのが当たり前らしいです(笑)。我が石原総統も03年は「東京ナイト」を催して盛り上がったらしいですが、これはかつての「アジアの犯罪者発言」のときと違って、全く報道されませんでした。この人も「ダボス族」になったのかもしれません。とまれ、このような爺さんたちは、「人口の少ない」「綺麗な環境の地球」で「旨いモノといい女」に囲まれて余生を過ごしたいという欲求が激しいだけで、地球がこんなにヒドいことになっているのかと思うと笑えてくるときもあります。
脱線してきたので、このへんで。