現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙3 > 682.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 新潟・救う会が曽我さんに「北朝鮮に連れ戻されるな!」とクギを刺した 投稿者 happyblue 日時 2004 年 5 月 27 日 00:47:58)
happyblueさん、今日はこどもの体育祭です。ある意味、まさに戦場光景です。
で、曽我さんですが、私がもっとも、親近感を覚えた拉致のかたが、彼女でした。最初、憮然とタラップを降りたときの表情、そして、記者会見で言葉すくなに日本語で挨拶。私には、もっとも、正直な本音とうけとりました。
そして、日本の生簀に放り込まれた拉致帰国者は、いう言論はすべて、北朝鮮の「洗脳」。救う会かなんかしりませんが、日本で、いわれるところの北朝鮮以上の激しい言論統制がしかれたとおもえました。
哂えるのは、北朝鮮のファシズムだの軍事体制だの、がなりたてる日本のメディア自身が、とんでもファシズムもいいとこであるということです。
イラク戦争の暴虐も、米国の矛盾も指摘できないに日本のかわりに、金政権はここぞというときには、しっかりと共和国として、発言しています。
さて、当時、北の拉致帰国者を必死で応援していたわたしですが、有事法案成立に向けて、着々と拉致の方々が取り込まれ、次第次第に、洗脳されていくのをみて、正直、失望しました。本来なら、彼女たちこそが、国交正常化のシンボルとして、道を開いてくれることもできたはずです。ちょうど、この度のイラク人質のように。
ですが、状況は全く、有利であったというのに、曽我さんたちは、20数年間の北での歴史さえも、抹消することに安易に同意し、歴史を直視することさえも放棄しました。自らの子が、孫がいるという国への経済制裁を言い放つ妄言を、私はどう解釈したらいいか分かりません。
私は、イラクでの拘束された5人の自立した意識と、どうしても比較してしまいます。
なぜ、曽我さんたち、メディア、世論は、こんなに、ファシズム一色に染まってしまったのでしょうか。日本の民度といってしまえば簡単でしょうが。
そんなわけで、私は、曽我さんに、今は同情も期待もしていません。曽我さんも、私達日本国民も、在日の方々も、みんな、「戦争」という魔物の人質であることにかわりはありません。
そうした役目を積極的に担う役者を演じたのが彼女たちでした。
所詮は、ある仕掛け人がいて、そのしかけに、こぞって乗る群衆が多ければ大きいほど、ファシズムは巨大に形成されていくのです。
日本は、骨の髄まで、くさりきった恥知らずな国と国民性だと思っています。