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(回答先: Re: ジェンキンスさんの説得という茶番 投稿者 長壁 満子 日時 2004 年 5 月 26 日 21:23:58)
長壁さんどうもです。
ジェンキンスさんが曽我さんを説得しては?という意見はリアリティーがあると思います。
誰もが感じているように、曽我さんの幸せを考えると、自らの選択として北朝鮮にかえられるという選択肢も十分にあり得るものだと思います(でも戦争が始まったら北朝鮮にいるのは危険なんですよね)。日本がいいか、北朝鮮がいいかではなく、自由な往来ができるのが一番いいことだと思いますが、いまの日本ではそのような主張も国賊扱いになりかねない雰囲気です。
とまれ「救う会」や「家族会」は、金正日政権を戦争で転覆することを主張するような人たちですから、そういう人たちに何年も包囲されていてなかなか曽我さんが自主的な選択ができなくなっているのではないかと思います。
僕が腹が立ったのは、今日のテレビで新潟救う会の女性が、「曽我さんに冗談のように、「北朝鮮に連れ返されないでね」と言ったら曽我さんも絶対に帰らないとこたえた」などと笑いながらインタビューに答えていた姿です。こうして彼らは曽我さんが北朝鮮にかえるなどということは論外の選択なんだといやらしい圧力をかけているのです。本当に卑劣で許せないやり方です。
彼らは誰のために誰を「救おう」と思っているのでしょうか? 曽我さんの幸福を本気で考えているのでしょうか? とうていそうだとは思えません。戦争をやってでも北朝鮮政権を転覆すると言う自分たちの目的のために、拉致問題を政治的に利用しているとしか考えられない態度だと思います。
日本はいい国で北朝鮮政権と闘うことだけが正義だという異常な環境にさらされ、まともな選択すらできなくなっている曽我さんがかわいそうだと思います。