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(回答先: EU首脳会議、歴史的な欧州憲法採択(ロイター) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 6 月 19 日 18:50:46)
欧州憲法を採択 EU首脳会談
意思決定巡り難航 修正重ねようやく
【ブリュッセル=山口昌子】欧州連合(EU)首脳会議は十八日夜(日本時間十九日未明)、「大統領」「外相」の新設などを柱とする欧州憲法を採択し、二十五カ国に拡大した欧州の統合ぶりを象徴する歴史的節目を記した。一方、十月に任期を終えるプローディ欧州委員長の後任は意見が割れて任命に至らず、拡大に伴う意見統一の困難さも露呈した。
会議終了後の会見で、議長国アイルランドのアハーン首相は「歴史的前進だ」と述べ、憲法採択がEU発展に向けての重要な一歩だと強調。シラク仏大統領も、「欧州にとってもフランスにとっても良い合意」と歓迎した。
しかし、憲法もすんなり採択されたわけではない。
特に要の一つである閣僚理事会の意思決定方式をめぐって、最後まで調整と妥協が繰り返された。
草案では「加盟国の50%、人口の60%」としていた二重多数決の配分に関して修正を重ね、最終的には人口の少ない“小国”の意見を取りいれて、「加盟国の55%、人口の65%」とし、さらに「最低十五カ国の加盟国が賛成」の条件などをつけてやっと合意に達した。
憲法は全加盟国の批准後に発効する。
一方、欧州委員長の後任人事は数日後に再度会合が持たれる見通しで、アハーン首相は「議長国任期内の六月中に決めたい」との考えを述べた。(産経新聞)
[6月19日17時56分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000024-san-int