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(回答先: 林真須美被告の手紙「力強い女に」 (TBS) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 6 月 18 日 02:59:30)
http://www.agara.co.jp/DAILY/20040619/20040619_002.html
4人が死亡し63人がヒ素中毒になった1998年7月の和歌山市の毒物カレー事件で、殺人罪などに問われ、2002年12月に一審和歌山地裁で死刑を言い渡された林真須美被告(42)の控訴審公判が18日、大阪高裁(白井万久裁判長)で開かれ、被告人質問が始まった。
林被告は弁護団の質問に答え、一審判決が1人だけでカレー鍋の見張りをして犯行に及んだと認定した時間帯の行動について「交代の主婦と入れ違いで二女が来た。ずっと二女と一緒でガレージを空けたことはない」と述べ、1人になった時間はなかったと主張し否認した。
弁護団は、犯行時間帯とされた午後0時20分から午後1時までの行動などについて質問。真須美被告は「二女と2人でカレー鍋の見張りをしている時、二女がカレーの味見をした。わたしは鍋のふたを開けたことも、味見をしたこともない」と述べた。
さらに「当日は正午に鍋の見張りについたが、いったん自宅に戻り、夏祭りで使う氷を各家庭で作ってもらっているかどうか近所に確認して回った。その後、自宅で子供に昼ご飯を食べさせた後、再びガレージに戻り1人で見張りをしていた主婦と見張りを交代した。二女は主婦と入れ違いに来た」と説明、犯行の機会がほとんどなかったと強調した。
これまでに弁護団は「被告は二女と一緒にカレー鍋の見張りをしており、ヒ素混入の機会はなかった」と主張。
一審判決は、犯行時間帯に真須美被告が1人でいた時間があると認定し「被告以外にヒ素混入の機会があった者はいない」と結論づけている。
真須美被告は99年5月の一審初公判で全面否認した後、一貫して黙秘を通してきたが、控訴審で方針を一転、弁護団の質問に答えた。
【毒物カレー事件の控訴審公判で弁護士の質問に答える林真須美被告(イラスト 田村角)】