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ページ更新時間:2004年06月17日(木) 19時30分
林真須美被告の手紙「力強い女に」
和歌山のカレー毒物混入事件の裁判で、死刑判決を受けた林真須美被告の手紙を独自に入手しました。一審では黙秘を続け、18日の控訴審で、初めて自ら無罪を主張する真須美被告ですが、手紙には、自分を「怪物のような力強い女」と表現するなど、強気な文章が綴られていました。
「私の人生で、判決がどうであれ、私の生活上は何も変わりありません。まあ、人生、なるようになるもんやろうと思い、1日1日何でもおいしく食べて、よく寝て、大好きな音楽きいてと、のんびり過ごしております」<真須美被告の手紙より>
林真須美被告が一審の判決を前に関係者に宛てた手紙です。被告という立場でありながら、不思議と手紙には前向きで明るい文章が綴られています。
「拘置所の3食は、ごうかでおいしく、太ってこまります。結審までは、何とか、スタイルよくとおもいはしてますが」<手紙より>
さらに、再び家族と過ごす日々に思いを馳せます。
「長い拘置所生活の中で、何かしら、今までに感じなかった家族という力強さを思い知らされています。3年後に主人も外にでており、元気いっぱい、笑顔で生活している夢をよくみます。そんな日もあっという間に来そうに思います」<手紙より>
多くの刑事被告人の精神鑑定を手がけてきた精神科の作田明医師。真須美被告の手紙を「非常に楽天的。事件については他人事みたいで、自分の将来の運命を自覚していないというか認識していない。それによって、本当は大変なことなんだけれど、それを考えなくて済むから、本人にとっては精神的に楽になる」と分析します。
真須美被告は5年半の沈黙の果てに、18日の控訴審で初めて自らの言葉で無罪を主張します。
「自分の知っていること、自分の置かれたその時の立場のこと、その真実を私は知りたいです」(娘を失った鳥居百合江さん)
手紙の中では饒舌だった真須美被告は一体、何を語るのでしょうか。
「私も、マスコミ、日本人1億2000万人がどうおもおうと何ともない、かいぶつのような力強い女になってしまいました。自分でも不思議です」<手紙より>
(17日 16:34)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline981362.html