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(回答先: 三菱ふそう:事故から2年、ようやく謝罪 被害者の母「遅い」 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 25 日 04:13:28)
三菱自動車(昨年、三菱ふそうトラック・バスに分社化)が製造した大型車の部品「ハブ」が破損しタイヤ脱落事故が多発した問題で、同社は02年1月の横浜の母子死傷事故となった「D型」のハブについて事故以前に2度、同社製の他型式のハブと強度の比較検査を実施、解明が中途のままで、現在まで国土交通省に報告していないことが25日わかった。検査時点で、同社がD型ハブに設計・構造上の問題がある可能性を認識していたことを示すとともに、安全上、十分な改善措置を取っていなかった疑いもあり、同省は道路運送車両法の虚偽報告やリコール届け出義務違反での告発も視野に追及する。
同種のハブは83年7月以降製造のA型から96年6月以降製造のF型まで6種あり、D型は93年3月〜95年7月製造した。同社の説明や関係者によると、D型と他のB、C、E型などとの強度比較は93年4月と、96年秋に検査。93年の検査は、D型とA〜C型の強度について、台上で荷重や走行条件を変え比較した。
96年の検査は、同年9月、静岡県内で大型車が走行中に前輪のD型ハブが破損してタイヤが破裂、運転の男性が飛散片で指を骨折した初の人身事故発生直後。「D型に基本的な異常があるのではないか」と設計・構造上の問題も含めて調べる目的だったという。新型検査機も導入して実施。同社はこれら検査の結果、D型が他に比べ強度など力学的な数値は劣っていないと判断したという。
しかし、タイヤ脱落事故の過半がD型に集中しており、92年以降のタイヤ脱落事故計57件のうちD型は38件。02年1月にはD型ハブで横浜市の死傷事故が発生。同社は事故後、3度目の強度比較検査を実施したが、結局、D型に事故が集中する理由は分からないままとなっていた。【武田良敬】
[毎日新聞3月25日] ( 2004-03-25-15:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040325k0000e040067001c.html