現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件12 > 214.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 加害者の元少年仮退院「あのころの自分、幻のよう」 (YOMIURI-Online) 投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 3 月 10 日 19:01:23)
神戸連続児童殺傷事件の加害者男性に仮退院を許可したことについて、関東地方更生保護委員会の小幡哲夫委員長は10日、法務省矯正・保護両局とともに記者会見を開いた。主なやりとりは次の通り。
――更生の状況をどう判断したのか。
小畑委員長 担当者が性格、帰住予定地の環境、退院後の生活計画などを調査し、本人と繰り返し面接した。処分を決めた委員3人も複数回面接し、複数の精神科医の報告も求めた。少年院からの資料も合わせ、保護観察をつけての仮退院が相当と判断した。
――処遇の概要は。
宮本史郎・矯正局教育課長 6年5カ月は少年院での処遇期間では一番長い。処遇チームを結成して贖罪(しょくざい)意識や生命を尊重する心を育て、社会復帰への適応力をつけるなど、精神医療と矯正の両面から取り組み、非常に効果があがった。
――どこに住むのかを被害者側に伝えたのか。
小畑委員長 家族に内々に「近畿地方ではない」とは伝えた。具体的には言っていない。
――どんな環境でどんな生活を送るのか。
小畑委員長 具体的に答えると、改善更生と円滑な社会復帰に支障を生じるおそれがある。
――男性と両親との関係はどうするのか。
小畑委員長 家族との親和感を醸成することは大事だ。処遇の中身は差し控えたい。
――仕事は。
宮本課長 別の少年院に移して社会的職業資格を取得させたのは事実だ。
――成人と同様、少年の場合の出所の通知制度を整備するのか。
林真琴・矯正局総務課長 そういう方向で検討している。ただ、成人と少年をパラレルに考えられるかどうか。
――「治癒は難しいのでは」との声もあるが。
大橋秀夫・矯正局医療分類課長 よくなっている。診断できるような症状は全くない。成年してからよくなるのは難しいと思うが、たまたま成長期だったから、いい方向に向かった。
小畑委員長 静かに見守っていただきますよう、温かいご理解とご協力をお願いしたい。 (03/10 19:00)
http://www.asahi.com/national/update/0310/032.html