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(回答先: 静岡県警1000万円不正支出・95年度、架空出張など510万返還へ(東京新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 05 日 23:41:32)
静岡県警が職員の「カラ出張」を繰り返して裏金を作っていた問題で、裏金作りの現場となった警務部総務課は、不正に受け取った旅費を課内のロッカーに保管し、捜査や警備など他の部署に対する本部長名の「激励費」として使うために、常時20万〜30万円を準備していたことがわかった。総務課の元幹部は5日、「当時の課長の指示だった」としたうえで、裏金づくりのほぼ全容について証言した。
元幹部らによると、裏金を管理する立場にあった当時の次長は、95年3月に総務課に赴任した。間もなく、当時の課長から「県警本部長名の激励費で現場を励ますために、架空の出張費を口座にためている」と説明を受け、協力を求められた。
出張の命令権者は課長だった。課員全員分の印鑑を経理担当者が管理し、課長が本人の知らない間に旅行命令簿を「決裁」して裏金を捻出(ねんしゅつ)していた。
課員の旅費は、次長が担当する「総務課代理受領者」の銀行口座にまとめて振り込まれた。通帳は経理担当者が保管し、同時に次長も出納簿をつけて管理していた。旅費が振り込まれるたびに経理担当者が現金を引き出し、次長の机の横にあるロッカーの中に入れて保管していた。
激励費の要請があると、課長が「決裁」して次長がロッカーから現金を取り出し、課長が1回当たり1万〜5万円が入った封筒を各所属長に手渡した。激励費は本部長名だが本部長の決裁はなく、課長の判断のみで渡していたという。
県警によると、捜査員らを励ますための激励費は、正規の手続きを経て報償費から支出することができるが、朝日新聞の取材に対して当時の次長は「そうした記憶はない。激励費はすべて架空出張費の中から支払っていた」と話している。
(03/06 06:18)
http://www.asahi.com/national/update/0306/004.html