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(回答先: 地震の最大加速度、阪神大震災を上回る(読売新聞) ― 小千谷で1500ガル 投稿者 シジミ 日時 2004 年 10 月 24 日 19:03:26)
http://www.shinmai.co.jp/news/2004/10/24/003.htm
新潟県中越地方で二十三日に起きた地震は、長野市から新潟市付近まで続いている活断層帯が震源とみられる。この活断層帯から北海道沖の日本海にかけての一帯では、江戸時代末期に長野市付近で善光寺地震、四十年前には新潟市沖で新潟地震が発生するなど、大地震が相次いでいた。しかし、今回の震源付近は大きな地震が起きていない「空白域」で、ひずみがたまっていると専門家が注目していた。
信越地方の地震に詳しい東大地震研究所(東京)の佃為成・助教授によると、長野市から新潟市にかけての地域では、千曲川―信濃川に沿って活断層が集中している=地図参照。ここで、マグニチュード(M)7・4の善光寺地震(一八四七年)が発生した。
さらに、断層帯の北への延長上の日本海で、新潟地震(一九六四年、M7・5)、日本海中部地震(一九八三年、M7・7)、北海道南西沖地震(一九九三年、M7・8)といった大地震が起きた。
今回の震源付近では一八二八年に三条地震が発生したものの、規模はM6・9。善光寺地震などの大地震に比べて、エネルギーは十分の一から三十分の一程度でしかなく、地震のエネルギーはたまり続けていた。
しかも、新潟市から小千谷市までの地域では最近、「M5クラスの地震もほとんど起きておらず、空白域と言われていた」と佃助教授。今回の地震は三条地震とほぼ同じ規模だけに、空白域ではなくなったとは言い切れず、「付近で新たにM7・5程度の大きな地震が起きる可能性がある」と佃助教授は指摘する。