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(回答先: 長野−新潟に活断層帯 「空白域」だった震源(信濃毎日新聞) ―東大地震研助教授「付近で新たにM7.5程度の地震の可能性」 投稿者 シジミ 日時 2004 年 10 月 24 日 19:25:27)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news005.html
新潟県中越地震は、震度6強の激しい揺れが三回立て続けに襲った「三つ子型」。本震と変わらない強い余震が土砂崩れや建物倒壊の被害を拡大し、一九九五年の阪神大震災以降、最大の人的被害を生んだ。最初の揺れで避難行動中に家の外で死亡、負傷する人が相次ぎ「とりあえず戸外へ」の原則が安全につながらないケースも多く見られた。
余震で被災、死亡したのは、避難しようとして自宅外の車庫が倒壊し下敷きになった小千谷市の男性や、車に乗せられた後、余震で容体が急変した十日町市の乳児など。
負傷者や土砂災害の詳しい状況は判明していないが、亀田弘行京大名誉教授(地震防災)は「直前の大雨で大量の水を含んだ地盤や建物構造の緩みが三度の揺れで一気に拡大したとみるのが自然。被害のかなりの部分は本震以降に発生したのではないか」と分析する。
今回のように極めて震源が浅い場合、震源の真上付近では余震が本震並みの揺れとなることも。亀田名誉教授は「家の外に逃げるのは重要だが、大きな建造物や斜面に近づく危険も意識することが重要」と警告する。
気象庁によると、今後しばらく大きな余震の恐れが続く。広瀬弘忠東京女子大教授(災害心理学)は「特に山間部では救援状況を的確に伝え、安全な避難路を確保しないと、混乱、危険が高まり、新たな被害を生んでしまう」と心配する。