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(回答先: ボーリング調査続行/辺野古沖【沖縄タイムス】 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 9 月 11 日 09:44:19)
◆ 米軍再編論議絡め
自民党の中川秀直国対委員長は九日、米軍普天間飛行場の移設問題について、日米特別行動委員会(SACO)合意を固定せず、世界的な米軍再編の動きも含めた新たな論議の中で再検討すべきだとの考えを示した。一方で、即座にSACO合意見直しを示唆したものではなく、代替施設建設の必要性は強調。こう着状態にある現状を打破する新たな取り組みを柔軟に対応すべきだとの認識を示した。沖縄タイムス社のインタビューに答えた。
中川氏は九日、那覇防衛施設局が名護市辺野古沖でボーリング調査に着手したことを認識した上で、環境や代替施設の十五年使用期限問題などで移設作業が進んでいないとの見方を示した。
その上で「(SACOを含め)あらゆるものをタブー視しないでいろんな分野でいろんな機会で政府と県、米側が率直に何が一番いい選択肢なのかあらゆることを視野に入れて話し合うべき」と語った。
一方で「一面的にすぐ(SACO)見直しということではなく、辺野古は一切やらないという意味でもない。合意義務として日本は代替施設の建設に努力しないといけない」と語った。
党内に日米地位協定に関する小委員会を置くことについては「少なくとも、改正しなくてはいけないということも議論の俎上に載せてやらないといけない。党内でも検討していい時期にきたのではないか」と述べ、前向きな姿勢を見せた。
普天間飛行場の嘉手納基地統合は否定的な見方を示し、同飛行場の閉鎖については「米軍もイエスとは言えない」と語った。訓練や演習の分散は米軍再編の中で「大いにあり得ると思う」と語った。
[2004年9月10日 朝刊 2面]