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(回答先: 原潜内のケーブル出火 米海軍佐世保基地 [長崎新聞] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 7 月 29 日 13:20:53)
http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/14194
> 長崎新聞7月29日
>
> 原潜内のケーブル出火 米海軍佐世保基地
>
>
第一報を受けた消防が最初にすべきことは、「最悪」を想定すること、つまり
原潜の火災でないかと疑うことでした。しかし初動の段階で米軍に火災発生の艦
船を特定しなかったというのが最初のチョンボ。
私が司令なら、米軍が原潜でないと否定しても、偵察部隊を赤崎岸壁に派遣し
てそうでないことを確認させる。原子炉の火災というのは、消防の想定するどの
様な火災よりも2桁以上多い死者が予想されるから、米軍がウソをついている可
能性も排除してはならない。
第2の間違いは、マニュアルを把握していなかったこと。消防は「原子炉の事
故」の時に防災マニュアルが適用されると勘違いしていたが、実際にはその「お
それ」のある時点で、適用可能だった。
第3の間違いはお役所的な情報隠し。「不確かな情報を提供してパニックにな
ることを怖れた」と消防は説明するが、今回の情報伝達の遅れは市民には「事故
隠し」と取られる。今度同様の事故が起こったときに、「原子炉事故ではありま
せん」といっても信用されずに流言飛語を呼ぶ可能性を高めてしまった。
そして最大の教訓は、米軍は積極的に事故の情報を出さないということだ。こ
れはマニュアルの想定とは根本的に違うので、自主的な情報収集体制が不可欠。
rimpeaceのホームページに今回火災を起こした原潜ラホヤの29日の写真が載っ
ているけど、
http://www.rimpeace.or.jp/jrp/sasebo/sasebobase/040728lajollafire.html
佐世保の場合は停泊原潜がそばから丸見え。消防自ら監視できる。米軍の情報を
鵜呑みにすることはやめないと。
米軍には「再発防止」なんて当たり前のことを言っても始まらない。要求すべ
きは「情報公開」で、それがない場合は入港を一切拒否するという姿勢で臨まな
いと後悔することになる。
しかし実はもっと根本的な問題があって、佐世保の消防と話した限りでは、原
潜の火災の恐ろしさというのが、教育されてないみたい。原子炉火災の場合に、
どのような被害が想定されるかハザードマップを作ったりして、レクチャーしな
いと、今回のような事故の重大性の認識が出来ない。だから最悪を想定した動き
というのが出来ない。
もっと問題はマスコミの意識かも。日本での停泊原潜の火災は少なくとも公表
されている限り、初めてというのに、扱いが小さい。この意識は危ない。また原
潜の入港を公表しなくなったのも市民の反応を鈍くしている。
原潜火災 事故情報公表まで8時間
佐世保港に寄港中の米海軍のロサンゼルス級攻撃型原子力潜水艦ラ・ホヤ(水
中排水量6927トン、130人乗り組み)で28日に起きた電気ケーブルの火
災で、佐世保市が米軍から連絡を受けてから公表するまでに8時間以上かかって
いたことが29日、分かった。市は「情報の確認に慎重を期した」などとしてい
るが、平和団体などからは公表の遅れを批判する声も出ている。
市基地対策室によると、市消防局に事故の一報が入ったのは28日午前3時
10分ごろ。「爆発音を聞いた」という市民からの通報だった。8時40分には、
米海軍佐世保基地司令部から同室に「今朝ラ・ホヤで火災があった。原子炉には
影響ない」と電話があり、約20分後に外務省からも米大使館情報として事故の
連絡があったという。米海軍佐世保基地は11時40分ごろバーナード・ワング
参謀長を市役所に派遣し、光武顕市長に公式に事故を報告している。
しかし、市が報道機関に事故を知らせるファクスを送り、事故を公表したの
は午後5時過ぎだった。大野貞信・企画調整部長は取材に対し「情報の確認作業
に時間がかかった。公表が遅れたのは事実で、もう少し早く発表できたかもしれ
ない」と説明した。
事故を受けて、佐世保地区労や原水爆禁止佐世保協議会などは29日、市側
に原因究明と再発防止を求める申入書を提出、公表の遅れを批判した。
ラ・ホヤは29日午後4時45分ごろ、佐世保港を出港した。市によると、
放射能モニタリングポストの数値に異常はなかったという。
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.asp?kiji=4055
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長崎新聞7月30日
市が公表遅れ認める 佐世保基地原潜ケーブル出火
米海軍の原子力潜水艦のケーブル火災で、佐世保地区労などは二十九日、佐世
保市に原因究明を申し入れた。市側は火災の事実の公表について「放射能調査結
果の確認や関係機関との連絡で遅くなった」と、対応の不十分さを認めた。
市基地対策課によると、火災は二十八日午前三時ごろ発生。近くの住民が大き
な音と煙に気付き市消防局に通報した。同課は午前九時ごろまでに原子炉に影響
がないことなどを確認したが、公表は同日午後五時すぎだった。
佐世保地区労の谷村和親事務局長らは「原潜火災であり、市民に衝撃と不安を
与えている」と、再発防止策や公表遅れの説明を市側に要求。大野貞信市企画調
整部長は「事故の重大性は認識しており、原因調査や再発防止を米軍に申し入れ
ている」と述べ、文書で回答することを約束した。
佐世保原水協(山下千秋理事長)なども同日、同じ趣旨の申し入れをした。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040202/mng_____tokuho__000.shtml
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/1312.html
佐世保市で原子力艦防災訓練 米海軍参加せず [長崎新聞]【外務省、原子力艦事故・放射能漏れありえない】
http://www.asyura2.com/0311/ishihara7/msg/302.html