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(回答先: Re: なぜ、利用しようとしないで、排除の方向にむかうのか? 投稿者 はまち 日時 2004 年 5 月 21 日 02:54:24)
はまちさん、どうもです。
まず、私はインサイダーではなく、300人委員会の綱領とやらがほんとうに“彼ら”の目的を表しているのなら、こう解釈できるという観点で説明をしていることを再確認させていただきます(笑)
>「彼ら」の目指す世界征服とは、すでに、できつつあり、80パーセントは、仕上
>がっており、残り20パーセントとは、地球上の全地下資源利権の確保のみで、金融、
>メディアをほぼすべてに、手中に入れてしまっている現在、排除するより、宗教とい
>う啓示思想を大いに利用して統治を続けるほうが、お手軽だと思われるのです。
はまちさんがご指摘の手法は、この2500年ほど“彼ら”が意識的に採用してきたものです。
地下資源利権も、貨幣に変えるという過程を支配しているので、他の経済権益とことさら違うわけではありませんし、かつての植民地支配のように自分のものにしてしまう気もありません。
はまちさんがご指摘の手法の有効性は認めますが、それならば9・11以降の「対イスラム戦争」は無用の長物どこから要らぬ波風を立てる愚策と言えます。
“彼ら”は、守銭奴や成金さらにはたんなる強欲者ではないという押さえが重要です。
これは、“彼ら”が経済的権益を独占するためだけで「世界支配」をめざしているわけではないという意味です。
“彼ら”は、神に対抗して世界を支配せんとする「悪魔崇拝者」(知性(理性)による他者支配が根源)です。
“彼ら”は、合理(理性)が生み出した観念(イデオロギー・価値観)で世界を丸ごと支配するための手段として貨幣的富の集約を図っていると考えたほうが世界が見えてくると思っています。(逆に言えば、単なる好戦主義者や強欲者と見ていると世界は見えにくくなると思っています)
>信仰者に対して、排除という行為は、逆に、信仰を深め、また、その排除の課程にお
>ける残虐性から、非信仰者を信仰者に変えてしまう要素がたぶんにある。そのよい例
>が、湾岸戦争以降、イスラム改宗者は、うなぎのぼり。それも、排除しようとした欧
>米、日本においてでの事実です。
排除ではなく排撃、もっと言うと理性やプロパガンダそして現実による破壊です。
戦争がイスラム信仰の増加につながっているのなら、「世界国家」(新世界秩序)は“恒久平和”の実現ですから、イスラム信仰への誘惑は減ることになります。
>スパルタコスさんのいう、キリスト教原理主義は、超宗という認識が成立するなら
>ば、キリスト教ないに分裂をもたらし、自滅を装った「彼ら」よる攻撃の一部である
>ことも理解できます。漁夫の利とでも表現すればよいのでしょうか、「彼ら」が、こ
>のキリスト教内の紛争を好きにいただいている様子が想像できます。しかし、征服と
>は、統治後にも、必要になる権力であって、排除にしないで、常に、信仰を持たすこ
>とによって、悪政をも感心の外に向けることができるはずです。
“彼ら”は、19世紀的な植民地支配という征服のために、アフガニスタンやイラクに侵攻したわけではありません。
(経済権益のためだけであれば、これまでの成果で十分で軍事侵攻する必要はありません)
イスラム世界を“彼ら”の世界に引きずり込んで再構築するため、すなわち「イスラム民主化」(イスラム近代化)を目的として軍事侵攻したのです。
>イスラムも同じく、復古主義と称して、何もかも現代科学を否定している、預言者モ
>ハメッドの時代を回顧することを信仰と考えるモスリムと、一見、信仰心のないよう
>な生まれながらの近代社会に生きるモスリムとは、当然、価値観も違えばお互いが寄
>り添える懐を持ち合わせていません。これも、うなぎのぼりの改宗モスリムが復古的
>であるがために、自然の流れを受けたジーンズ姿にTシャツのモスリムと分裂の傾向
>にあります。さらに、シーア派、スンニー派と、イスラム法上、すでに、同じモスリ
>ムでありながら、分裂を認め合い、それを利用されて、必要以上に敵対視をしている
>ような気がします。ただし、この分裂は、モスリム本人たちより、外部の人間がそう、
>想像しているがために、本人たちも、その気になってしまっている、というのが、実
>際だと思われます。この分裂こそ、イラクの場合、本来フセイン一人に向けられる矛
>先が、スンニー派に向けられたため、集中を防いだとも理解できます。
私も、真理は認識できないという考えをしていますから、現代科学を否定しています。(念のための技術を否定しているわけではありません)
“彼ら”が、イスラムの宗派対立を利用したり煽っていることは確かだと思っています。
米国の「宗教右派」も、その“狂信性”を見せつけることでキリスト教信仰の危うさを浸透させる目的があると思っています。
啓示宗教破壊は、虐殺や収容所に送るといった過激な手法ではなく、“教育”や“情報操作”を基礎にした世代をまたぐ長期戦で行われるとみています。
※ 融通無碍:ゆうずうむげ(固定観念に囚われずに状況の変化にうまく対応できること)