現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用9 > 535.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「予想外のレス」とベッカムの英語について 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2004 年 5 月 20 日 06:25:23)
ジャック・どんどんさん、
どうも切り口上というか皮肉満載のレスをつけたみずーみです。失礼いたしました。
AmericanがAmericanを話していないというのは単なる英語コンプレックスではすまないほど、ところどころで難しい側面を残していると思われます。日本語だと、英語、米語という「語」、あるいは英国人、米国人という「人」という分類が付いた言葉が普通に流通していますが、AmericanとかEnglishってもっととても広い、あるいは曖昧な言葉です。可能的には仕様一般かもしれない。そこでAmericanがAmericanを使わずEnglishを使っているというのは、実は当該仕様書使用の根拠、正統性が疑わしいとだって主張できるかもしれない(誰がするのか(^.^;;)。
ヨタ話はさておいて、ベッカムの件ですが私は英国住まいではないのですがこの話はとてもわかります。見てるだけ、プレーしてるだけならともかくあの発語を聞くなんて、と言い出す人もそれはいるでしょう。しかし、逆に下町くさくて好感が持てるっていう人もいるんじゃないでしょうか?
北米大陸は一般には言語によって階層を表したりすることを拒絶して出来た国だと理解されていますし、そうであることも嘘ではないです。ストレートでフランクなものの言いの方が正しいという信仰にも似た圧倒的な支持はあります(過激なリバータリアンの米語はまさしくそれです)。従って、ベッカムでもオッカムでもなんでもOKでしょう。ただ、一定数の人には受けないという保証は常にあると思いますし、そもそもあまりにもEnglishである場合、上だろうが下だろうが全然聞き取れないAmericanは少なくないですので、もしマーケット戦略をするとしたら、まずベッカムの英語をアメリカでも大丈夫なようなものに変えさせることから始まるかもしれないです。あはは。(サッカー人気ないですから夢想ですが)
話はまったくまとまりがありませんが、Englishといえば、Englishを使っているのは概算ではEnglishであって、ウェールズ他ではないでしょう。そしてそのまた中に、上下層がある。一方、アメリカ大陸にやってきた人はそれら全部なわけで、そこでひとつの言語(実際には地方色ありますが)になるとしたら、当然混成で下方に重点がある可能性は高いわけです。となると、アメリカ人にとってのイギリス語コンプレックスというのはさらに根深いものとなっていると思われます。