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(回答先: 「智のゲーム」ではなく「心情のゲーム」になっているようです。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 19 日 17:29:18)
あっしら氏へ ご苦労様との意をこめて
大量のレスをご苦労様と思います。しかし智による考察を旨とする小生には全てに対してレスを返す義務は無いと認識しています。小生的には「非生産的な無意味な活動」は悪と規定もしています。暇つぶしであってもそこには精神の安定を保つ役割があるとも考えているからです。
その上で必要最小限のレスを考慮するのです。納得ができない面もあろうかと思いますがご了承下さい。
まず気がつくのは詭弁手法と説明不備への攻撃です。自覚された上で書いているならば智の論客としては是と認定されます。あっしら氏の論法からすると「どこが」を示す義務があるようです。
まずは無神論に関する考察ですが、無神論を唱えるためには神が存在しないことを証明しなければならないようですが、それを詭弁と言います。何故ならば相手がその条件を認めない場合には義務が生じないからです。相手が「無神論を唱えるためには神の非存在の証明が必要」と同意しない限りはそれは無意味であるし勝手な論法です。
また、それは、無いものの証明が限りなく不可能である事を前提にした詭弁です。同様な意味を示唆しているので理解されているのでしょうが、同一意識の共有から「無神論」の定義を謀ろうとしてもそれは言葉遊びです。
しかも、小生的には「不明な場合は無価値」とするとの論を既に示しています。全てにはグレーゾーンが存在する訳ですが。実証できない部分は切り捨てることを既に宣言しているのです。さらにその様な意味で「無神論」を使用した。とも書いてますので、詭弁との解釈でもぬるいくらいです。
>科学は、検証不可能で実証性のない「世界観」をひとまず認め合う(共有する)ことで
>成り立つものです。
というのも一面性を強調した詭弁です。確かにそのような面もありますが、多くは再現可能な実証されている原理の分析解明がスタートです。これは一面性の強調によるディベートの手法です。
>現実主義者は、科学ではなく、科学的態度を前提としているとは科学ではない技術に価
>値を認めなければならないはずです。
これも誤った共通認識の押しつけでしょうか?科学の発達によって確立した技術を受け入れるのが現実主義者でしょう。科学には現在開発中の分野はありますが、すでに開発終了した分野も多いのです。科学の定義を狭くする手法とも思いますが、言葉の定義の押しつけとも取れます。
>9・11をはじめとするテロは、そのほとんどが米権力機関が中心になって行っている
>謀略だと考えています。
ここは興味深い分野ですが、グレーゾーンですので小生的には論拠のよりどころとはなり得ません。実証されてはじめて意味のあることです。実証されるまでは無意味な考察の対象でしかありません(暇つぶしの意味での価値では無意味ではありません)
「未来は予測不能」の件では広義のそれを全て同一視する事による反論という手法が採られています。未来予測には大まかに分けても「短期予想(科学的根拠)」「長期予測(科学的かつ過去のデーター根拠)」「予知(直感重視)」とあるわけですが智ゲームでも当然ながら短期的な予想は行います。そうでなくてはゲームになりません。ゲームとは現在の行動から予想出来る結末を思考する遊びです。(勿論それだけではないですが、智のゲームでは体を使うゲームに比べ比率的には高いです)
智を旨とする刹那的快楽主義においても断続する未来は続くことを前提に行われる訳です。しかし、破滅の予想はつかないので、今の内にやれることはやった方が良いと思っています。短期的未来において確実に破滅が予想されるならば「なるようにしかならない」などとほざいていないでもっと違う暇つぶしをしています(笑)
ここは説明不足を突くというディベート手法です。
行動原理の件については全ての人が「智」による思考はしていない訳ですのであっしら氏の「あなたの心情であれば、行動そのものを否定したほうがすっきりすると思います。」には無理があります。スイカ泥棒はスイカを作る人を否定などしません。智の者は「智」でない者を否定などしないのです。利用は考えますが感謝もします。
あっしら氏は「智」ではなく「弁」の人かもしれません。