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【記者:Joe Richter】 4月2日(ブル−ムバ−グ):米労働省が2日発表した3月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は、前月比30 万8000人増加した。伸び率は2000年4月(30万8000人増)と並び、4年ぶりの高水準。ブルームバーグ・ニュースによるエコノミスト予想は、中央値で 12万人増だったため、増加幅は予想を大きく上回った。
また、2月の非農業部門の雇用者数は4万6000人増と、速報の2万1000 人増から上方修正。1月分も15万9000人増と、前回発表の9万7000人増加から大幅に上方修正された。
家計調査による3月の失業率は5.7%で、前月実績および3月失業率のエコノミスト予想5.6%を上回った。同調査による労働参加率は65.9%と、1988 年9月以来の最低水準だった前月と変わらず。非労働人口が7万5900人増加したことが響いた。
事業所調査に基づく雇用者の内訳は、製造業が前月と変わらず。広義のサービス部門は23万人増と前月の7万人増から伸びが加速した。教育・医療サービスは3万9000人増(前月は2万1000人増)だった。
先行指標となる人材派遣は2000人減少し、前月の2万90000人増からマイナスに転じた。建設は7万1000人増(前月は2万4000人減)、小売りは4万7000人増加(前月は1万6000人増加)した。政府部門雇用は3万1000人増(前月は1万5000人増)だった。民間部門全体は27万7000人増(前月は3万1000人増)だった。
雇用の先行指標となる週平均労働時間は民間全体で33.7時間と、前月の 33.8時間、およびエコノミストの事前予想(33.9時間)を下回った。製造業は40.9時間と前月の41.0時間から減少。製造業部門の超過勤務時間は4.6時間と前月と変わらず。
民間全体の労働総投入量指数(2002年= 100)は労働時間の減少を反映して99.0と、前月比0.1ポイント低下。製造業の労働総投入量指数は94.1と、前月比0.3ポイント低下した。時間給は15.54ドルで前月比0.1%上昇(前月は0.2%上昇)。上昇率はエコノミスト予想の0.2%上昇を下回った。時間給は前年同月比で1.8%上昇と、前月の1.6%増から伸びが加速した。
原題:U.S. March Payrolls Rise 308,000; Jobless Rate Rises to 5.7%(抜粋)
更新日時 : 2004/04/02 23:26 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=avpNwrIjMKug&refer=jp_home