現在地 HOME > 狂牛病・遺伝子組み換え10 > 599.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 牛肉輸入再開:「月齢判別」でなお壁 米、データ提出拒み ─ (毎日新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 3 月 29 日 11:31:13)
「米の感染牛500頭」─ 隠れBSE 食品委専門委員試算
議論始めれば新たな火種に
食品安全委員会が28日、牛海綿状脳症(BSE)検査の国内基準緩和を認める答申案
をまとめ、米牛肉の輸入再開問題は新たな段階に入った。今後、同委は輸入条件の可否に
ついても判断を求められるが、専門委員の間では、その評価手法をめぐって頭の痛い問題
が浮上してきた。(山川剛史)
同委は、欧州連合(EU)版の食品安全委員会ともいえる欧州食品安全庁(EFSA)
の手法を手本にする方向。だが、EFSAが昨年発表した米国の評価は、飼料規制や危険
部位の除去といったBSE対策の根幹というべき部分で、米国の主張とは正反対の厳しい
内容だった。
また、米国には何頭くらいの感染牛がいたか、という点が評価の開始点になる。同委の
ある専門家が、日本の感染例をもとに米国の感染頭数を試算したところ、「約500頭」
という結果がでた。
数字は、EFSA基準で日米が同じ危険度にランクされている点に着目、単純計算した
にすぎないが「感染例はわずか一頭の輸入牛」と主張する米国を刺激するには十分すぎる
数字だ。
米国は、牛肉輸出国寄りとの指摘もある国際獣疫事務局(OIE)の動きを背景に、
「米国はBSE清浄国」をアピールする方針。そんな中、同委が隠れた感染牛の議論を始
めれば、米国の強烈な反発を招き、国内世論も米牛肉への警戒を強めることが予想され
る。
同委の専門家の間では輸入再開問題の早期決着への理解は深まっているが、科学的な評
価となると話は別。「米国のデータが圧倒的に不足している以上、多少のあつれきはあっ
ても、厳しく評価するのは当然」との声も出ている。
▲このページのTOPへ HOME > 狂牛病・遺伝子組み換え10掲示板