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カナダ産牛の輸入再開に待った…米連邦地裁
【ワシントン=広瀬英治】米モンタナ州の連邦地裁は2日、カナダでのBSE(牛海綿状脳症)発生で停止された米国へのカナダ産牛の輸入について、「安全が確認できない」とする米畜産業者らの訴えを認め、米政府が7日に予定していた輸入再開を差し止める仮処分を決定した。
米政府は、米国並みの安全対策を講じたことを理由にカナダからの輸入再開を決めただけに、その安全性に米国内で疑問が呈されたことで、米国産牛肉の日本の輸入再開問題にも影響しそうだ。
AP通信によると、原告側の弁護士は法廷で、米政府による輸入再開方針の決定後にカナダで新たに2件のBSE発生が確認されたことを重視し、「現時点で輸入再開するのは非常識だ」と主張した。
米政府は昨年末、カナダが「科学的に万全なBSE感染防止策を講じた」(農務省)として、生後30か月未満の若い牛に限って輸入再開する方針を決定し、日本に対しても、カナダと同様の対策を講じた米国産牛肉の早期輸入再開を求め、圧力を強めていた。
マイク・ジョハンズ米農務長官は2日、同地裁の決定に対し「非常に失望した」との声明を出し、「科学的な基準に基いて牛肉の国際貿易が速やかに再開されるべきだ、という我々の主張は変わらない」との見解を示した。
(読売新聞) - 3月3日11時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000102-yom-bus_all
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