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(回答先: 六ケ所村の核燃施設設計で計算ミスか 保安院が確認指示〔朝日〕 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 1 月 14 日 21:53:14)
日本原燃は15日、放射性廃棄物のガラス固化体保管施設の設計に計算ミスの疑いがあるとして、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場でのウラン試験を一時中止した。保管施設はウラン試験とは直接関係ないため、17日には再開される見通し。ただ、ミスが確認されれば、国の認可を得て建設した他の設備の設計変更が必要になる可能性もある。
ガラス固化体は、使用済み核燃料を再処理する過程で生じる高レベル放射性廃棄物をガラスで固めたもの。計算ミスの疑いがあったのは、再処理委託先の英仏から返還される固化体の保管施設で、原燃が昨年10月に経産省原子力安全・保安院に設計を申請していた。
廃棄物は高温の崩壊熱を発するため、固化体の保管施設には空気で冷却する機能がある。同院は14日、この冷却機能を過大に評価した計算ミスの疑いを指摘、再計算を指示した。固化体の保管施設はすでに1棟目が95年に完成。これまでに貯蔵容量1440本のうち892本を受け入れているが、1棟目の設計に問題はないとしている。
固化体の関連施設は現在ウラン試験を進める再処理工場にも3棟あり、同院は3棟の再計算も指示した。3棟のうち2棟は99年、国が冷却機能の設計認可を与えており、今回のような指摘はなかったという。
ウラン試験は劣化ウランを使用し、高レベル放射性廃棄物は生じない。保管施設は試験の工程に関係はないとされるが、原燃は15、16の両日に「試験に影響がないことを確認する」という。
原燃は01年に再処理工場の使用済み核燃料貯蔵プール水漏れ事故で発覚した不正工事問題を受け、工場全体の品質保証体制の点検を実施、改善策について国の了承を得た。ただ、点検は設計通りに工事が実施されているかに重点が置かれたため、設計自体のミスの可能性は対象外だった。
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http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7524