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(回答先: IAEA:核燃料再処理などで30日から初の専門委会合(毎日) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 8 月 26 日 19:54:49)
毎日の
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040827k0000m030030000c.html
は記事が追加されてました。追加分だけ新たに転載。
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◇米仏の動きがカギ 遠藤哲也外務省参与
同会合に日本から参加する遠藤哲也外務省参与に聞いた。【小谷守彦】
−−構想の利点は?
◆ウラン濃縮とプルトニウム抽出を国際化し、プロジェクトに入らない国にはこれらを供給保障しない。各国で行うより透明性が高まり、核武装がより難しくなることが期待されている。
−−実現可能性は?
◆国によって原子力活動への取り組みは大きく違い、一つの案にまとまるかは非常に疑問だ。専門家会合では、いくつかの案ができれば上出来と思う。インド、パキスタンは軍縮が必要なのは米国だと言うだろう。また、日本では日米協定を改定して核燃料再処理を実現しているが、これは非核兵器国で唯一の例外。米国は例えば韓国には再処理やウラン濃縮を認めておらず、注意して発言しないと無用の反発を招きかねない。会合には専門家として個人的に参加するが、各国の立場と無縁でない。米仏がどういうポジションをとるか、また、濃縮や再処理を始めようとしているブラジルなど新興国がどう発言するかで、議論の行く末が決まると思う。
−−国際管理構想に限らず、核不拡散のアイデアはありませんか。
◆核物質の輸出管理や核物質防護、IAEAによる保障措置(査察)など、今やっている努力を続けることが大切で万能薬はない。国際管理構想は、多国籍企業が濃縮や再処理を行うが、それで本当に核拡散を防げるか、多国籍企業に各国が入ってくれるか、逆に悪意を持った国が入ってこないか、数々の疑問もある。専門家会合の少なくとも第1回は暗中模索になるだろう。
毎日新聞 2004年8月26日 19時15分