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(回答先: あっしらさんの「善」と「悪」と社会有機体健康論 投稿者 たけ(tk) 日時 2004 年 6 月 13 日 14:41:16)
>9・11以降の世界がとんでもない犠牲を伴いながら、薬(善)なる言葉を口にする空虚さと醜悪さを極め付きのリアルさで示しているからこそ、それをこの身でしっかり受け止めたいと思っています。
>今そして今後おそらく10年ほどは、病気(奴隷=被支配者)である身から脱する術を考える好機が続きます。
>その好機を逃すと、病気(奴隷)であることさえ感じない“天国”に入ってしまうかもしれません。
奴隷状態に天国はない。戦時中の日本人が天国であったとは思えない。しかし、奴隷状態を感じない“天国”だったかも知れない。
日本が鎖国・キリシタン弾圧を行ったから、植民地奴隷化を免れたという議論がよくあるが、そのための犠牲を無視して、当時の体制に都合の良い事ばっかりぬかすから、いつまでたっても三菱自動車の体制は治らねえと思うんです。ダイムラーと提携する時、「やつらは狩猟民族だから気をつけろ」とぬかしたが、気をつけなきゃならねえのはトラック運転手や顧客の生活であり、安全ではないですか。
江戸時代の言論弾圧がどれほどひどかったか。阿修羅が江戸時代にあったら、我々は「人心を惑わせた罪」で投稿者は全員お縄にかかり、手鎖にかけられていると思う。インターネットそのものが禁止されているだろう。そんな状況に対する怒り、当時の弾圧を受けた者の死んでも死に切れぬ無念さを共有する事なしに、阿修羅が批判する状況は変わりねえと思うんです。
「よりましな」独裁政権なんぞ糞くらえですよ。相手がバチカンだろうが、徳川だろうが、島津だろうが、民衆にとってはある意味同じであって、徳川のおかげでキリスト教徒の侵略から免れた史観なんぞゴミに捨てちまえって感じですよ。そんなんじゃ、江戸時代の人にだって、嫌われるでしょう。
「日本差しのサムライがなんでえ!ざけんじゃねえよ!」これが江戸時代の庶民のノリだったと思うからです。アギナルドやホセ・リサール、ファラブンドやサパティスタを賛美しても、江戸時代なんぞ賛美する気はない。この暴力団の闇金融進出・サラ金台頭・三菱自動車・教師の生徒への性暴力の泥沼の現実を見るべきだ。
日本人をなめてはいけない。日本人は徳川の権力なんぞなくっても、大人しく簡単にキリスト教国に奴隷化されるような民族ではないと思うからだ。江戸時代の人でも江戸時代の現実と闘い続けけて多くの人が戦死したのだから、私達はその無念の意志を受け継ぐべきだと思います。今、政権を取っている奴が徳川でこの状態なら、徳川に批判がいくだけだ。当時にはインターネットはなく、言論弾圧も凄まじかったが、民衆はゲリラ的に言論でも抵抗を試みたし、今みたいなわざわざ民衆側から徳川体制を賛美するような事は江戸時代にはなかったと思う。俺達は常に体制に一撃くらわせるだけでいいと思います。江戸幕府は庶民に無知・従順を求めたが、江戸時代の民衆が無知・従順で圧制に対して平和に大人しく従っていたと思うなら大間違いだと思いますよ。戦争が起きなければ平和なのか?それならば確かに江戸時代は平和だっただろう。