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(回答先: Re: 結論 投稿者 白亜 日時 2004 年 5 月 04 日 05:19:34)
>白亜さん
あなたは真面目すぎるようです。そして完璧を求めすぎるようです。
少しはマンガなども読んだ方が良いですしょう
その際には萩尾望都さんの「トーマの心臓」をお薦めしておきます。
そうすれば、そのマンガの主人公が陥った罠にあなたも陥っている事に気付くかもしれない・・・
>私はこれ以上「愛」を語りたくありません。
>それでも、「愛」を広めますか?
と言う事なので私もこれで最後にしようと思ってます。人にはそれぞれ都合があり訳があるのです。その辺は理解しているので・・・
白亜さんは難産の時、子を救うか妻を救うかを問いました。
私の場合おそらく妻を救うでしょう。
しかし、これは不完全な人間の選択なので間違いかもしれません
私が言いたいのはそこです。三つの選択手でどれを選んだにしろ。それが「愛」によって選択された行為と思えるならば、それは「愛」によって許されるのです。
妻を選択した場合は場合によっては助かった妻に回復後な批難されるかもしれないです。
その妻を「お前を助ける為じゃねーか、」とやり返せば「愛」が足りないので破滅が待っているかもしれません
妻が「愛」に気付けば一時的な喧嘩で治まるし、妻の「愛」が深ければ最初の批難そのものが無いでしょう。
更に白亜さんは問います。(直接の私への問いかけではありませんが)
>殺人も「愛」と納得できますか?
これは難しいと思われるでしょう。でも、それほど難しくもありません。
殺人すらも「愛」があれば許されると思うからです。
具体例を挙げましょう
暴漢が自分の愛するものを襲い、助けるため結果的に暴漢を殺した殺人は「愛」によって行われた行為ですから許されると思わないですか?
勿論、その行為は法律によって裁かれる事にはなるでしょう。「法律の正義」と「愛」は別のものです。
仮に法律上、社会上の通念で極悪と認定された行為でも、そこに「愛」があり、「愛を感じる事ができれば」、人間は過ちを犯すものだとして、それは「愛」によって許される場合もあるのです。ただし、法を犯している場合はそれなりの罪の償いはしなければならないでしょう。
しかし、罪を犯してその償いを済ませた時、行われた犯罪を更に批難するか、どうかは「愛」が存在するか否かによってなされます。
潔癖で真理を追究する哲学者の様な人ほど
「罪を償ったからと言って許されるものではありません」と言うかもしれません。
理論的な知識のある人ほど
「彼は今、法律上で言う罪の償いを終了させただけで、彼の人間性が変わったのでは無い」と言うかもしれません。
多分、その意見も正しいのでしょう。しかし、正しいだけで「愛」はありません。「愛」があれば許せるのです。
多分、それらの事を教育で教えるのは難しいのではと私は思ってます。相手を「慈しみ、祝福し、許す心」というのは言葉で言い表すのは困難です。しかも、教育の環境を作り出す機構(例で言うと教科書を作る場所)には「愛」が分かっていないと思われます。
結果として「愛」を広めるのは人間とのふれあいの中で広めるしかないような気がします。
もう一つ例を上げておきましょう。
禁止行為があって、それは場合によっては死を伴い、成功しても罰をうけるだけの行為だとします。
しかし、夫はどうしても「やりたい」と言います。
「愛」があれば引き止めるでしょう。「愛」があれば夫の思いを聞き入れ許すでしょう。
夫が「愛」を感じ「愛」を持っていれば妻の意見がどちらであっても許すでしょう。
「愛」は相手の「存在」を許す行為でもあり、相手の「思想、想い」を許す行為でもあるのです。
引き止めは相手の「存在」を心配している行為(愛)で、
引き止めないのは「思想、想い」を許す行為(愛)なのです。
そうして、それが争いの元になるのはその「愛」を知るか、知らないか、認めるか、認めないか、感じるか、感じないか、によって決まるのです。
最後にもう一度書いておきますが。これは私の「愛」の考えで定義です。私がそう思うだけで間違い無いとは言えません。しかし、それほど間違っているとも思いません。所詮は間違いを犯す人間の考えです。ですから、このような考えもあると言う参考程度に受け取って下されば幸いです。
そう書いても、不完全な人間が不完全な表現で書く文章です。白亜さんが「愛」を感じ取って、「愛」を持って「本当に困ったちゃんね」と苦笑しながら受け止めて下さらないと私の書きたい意味の一割も伝わらないでしょう。
知識と愛は別のものです。真理とも別な気がします。正悪とも関係ないものかもしれません、ただ、「相手を(慈しみ)祝福し、存在(全て)を許す」では、まだ不十分とも思います。その辺は人とのふれあいでより理解されていくと思いたいです。
私は白亜さんを論破したいと思っているのではありません、それは前の文章の最後にも書きました。私の言いたい事をより正確に伝えたいと思っているだけです。
お付き合い下さった事に感謝して失礼させて頂きますm(__)m ありがとうございました。