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綱もとを、初めてやったのは、1997年3月の博品館劇場だった。
泉狂花・原作、寺山修司・脚色、白石征・構成演出の『瓜の涙』。
本番で失敗をした。
綱もととは、劇場天に吊ってあるバトンの上げ下げ、吊り天井の構造である。
日本舞踊に仕込みで民芸の佐々木さんが教えてくれた。
嬉しかった。
これまでは誰も教えてくれなかった。
日本伝統芸能の舞台裏技術にはイタリア職人性がある。
おのれの必死など根性をみせれば、誰かが基礎を教えてくれる。
そして日本伝統芸能にはイギリスから独立したアイルランドのど根性がある。
ガンで死生観の葛藤に生きる妹の面会に行って来た。
「動物的生命力を引き出せ!がんばれ!」
アメリカ合衆国日本州首都東京永田町から、シニカルな笑い声が聞こえる。
彼らは日本の土着によって逆襲を受けるであろう。
日本において近代的自我は成立することなく破綻。
無自我と存在の物質主義、これがひのもとである。
十字軍侵略以来、アラブの内面を残酷に徹底的に焼き尽くし殺し尽くし破壊し尽くしてきた
西洋とアメリカ合衆国とイスラエル・ゆだや。
日本を筆頭に東アジアはいまだ、西洋の侵略を半分にとどめている。
ヨーロッパ精神とは他者の内部を破壊しおのれの物化とする精神主義である。
その精神とは内部なき即物と呼ばれている。
破壊につぐ破壊こそヨーロッパでありアメリカ我執国である。
我執の亡者こそ西洋でありアメリカ合衆国なのである。
徹底的に基礎を破壊されたアフリカと南アメリカ・・・・
これを悲しき大陸という。
日本は基礎を壊滅されていない希望がある。
それが綱もとの基礎である。