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(回答先: レーガン暗殺未遂事件の真相:「ヤンキー」はイニシエーションに失敗した「ミニ・ファウスト」ではないか(ワシントンの陰謀) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 4 月 22 日 05:21:09)
「オイル、パワー、そしてエンパイア」 投稿者:ueda 投稿日: 4月20日(火)19時59分32秒
こんばんは、皆さん、植田です。
ニュースを見ていると、世界のマスコミも各国政府よりも、一番動きが速いのはブッシュ政権だなあ、という気がしてなりません。
スペインがさっそく撤退に乗り出したようです。
で、これをブッシュ政権から見れば、もう、用済みだよ、となりますか。
もう三千人規模のイラク大使館が決まりました。アメリカの大使館で最大の規模といいます。
撤退したい国はどうぞ、というところでしょう。でも、ほうびはありませんよ、と。
で、日本国内では、人質の3人が、テロリスト側の「やらせ」出ることが判明しました。彼らも必死なのでしょう。
ジャーナリストの2人のほうが帰国して、両親と会う場面をテレビで放映していましたが、ここでも日本版「イニシエーション」です。子供が自分の意志で危険の中に出て行った場合、両親は政府に「なんとかしてくれ」と泣きつかないこと。で、政府も「自己責任」を周知させること。
まさに律令人たちの「近代人」へのイニシエーションです。
で、2冊、本が届きました。
デニス・カッディ氏の『ニュー・ワールド・オーダー』。ちょっと見たところ、期待はずれでした。ノースカロライナ大学の歴史学の教授のようです。フリーメーソンの問題から入っていますが、この人、イニシエーションが何であるか、さっぱりわかっていません。しかし、博士号を取得している人らしく、文献的に丁寧に説明してあるので、これは大変大変参考になります。クリントンは自分の政権をローズ奨学生で固めたのだ、とか。
で、大学生時代のメンター(師匠/先生)が、キャロル・クイグリー氏であるとするなら、政治家としてのメンターになったのが、フルブライト議員だったようです。ローズスカラーです。
え、そうすると、フルブライト奨学制度って、日本人のマインド・コントロールを狙ったものだつたのか。アメリカを無条件に支持せよ、と。
もう一つが、場外ホームランのようです。
『OIL,POWER,& EMPIRE』 LARRY EVEREST
今年出たばかりの本です。イラク戦争に関する、最高の本かもしれません。
60年にわたるアメリカの中東との関わりの中から今回のイラク問題を読み説いています。
「クリーン・ブレーク」にも言及しています。
これにあるように、チェイニ―やウォルフォフィッツたちは、すでにクリントン政権時代に「レジーム・チェンジ」を唱え、サダム政権を転覆せよ、と主張していたのだから、イラク攻撃が「同時多発テロ」によって立案されたなんてことがあるはずがない、と単刀直入に来ます。すでに入念に準備されたいたところに、同時多発テロが起きたのだ、と。
「同時多発テロ」は「真珠湾」なのか、です。
もし、フランクリン・ルーズベルト政権のように、誘導作戦を練っていたなら、イラク戦争は「悪魔のシナリオ」で起きた戦争でした。
私は、息子ブッシュ氏は、性格的にそこまであくどくなれる人のようには思えません。父親ブッシュ氏なら、それもあるか、なんて思えますが。
最初に「同時多発テロ」の発生を知った瞬間のブッシュ大統領の表情が世界に流れました。
これと、ルーズベルト大統領がパールハーバーの一報を知ったときの反応を比較するのも、一案です。
しかし、長い目で見れば、ビン・ラディンは、アメリカの「グランド・デザイン」のなかに見事にはまりました。これこそ、ヘーゲルの言う「歴史の狡知」でしょう。
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