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(回答先: 人質事件を政治利用した「支援団体」が人質と家族を追い込んだ 投稿者 ともゆき 日時 2004 年 4 月 20 日 22:33:13)
この意見には、偏見を感じます。
支援団体といっても、いろいろな考え方を持っていることでしょう。
人質の友人たち、知人たちもたくさん参加しています。
大好きな人のためにみんなが動いたということもあります。
しかも、この時家族が、自衛隊撤退を求めたのは、
ただひたすら子どもや姉の命を救うためだったのではないでしょうか。
支援する人たちも、気持ちはご家族と同じだったのでは、と推察しています。
彼等は、イラクのアルジャジーラに人質の解放を求め、
3人がどれほどイラクの人々の味方であり、これまでどんな活動をしてきて、
どんな目的でイラク入りしたかをメッセージしたといいます。
それは、真剣な祈りに満ちており、その気持ちが
イラクの宗教指導者の心に届いたのです。
解放の際にインタビューに答え、クベイニ師は、
はっきりと言ったではありませんか。
彼等を解放したのは、日本政府を評価したためではないのだと。
人質がイラクのため役立つために来たからであり、
そうした彼等を支援する市民の声に応えたからだと。
そして、自衛隊の撤退を求める日本国民の姿を見たからにほかなりません。
こうした撤退要求をしたら、左だとレッテルを張り付けたり
するようですが、まったく理解しがたいですね。
右とか左の話ではありません。
市民が参加して、3人を助けたのです。イラクではそう見ています。
私もそう思います。あれは、政治運動ではありません。
人質の命を助けるのが、最優先の目的だったはずです。
自己責任論や迷惑論をあたかもすべての世論のように声高に言う
政府のひややかな態度こそ、人質の支援を
さまたげるものだったのではないでしょうか。
海外の論調の中には、この日本政府の冷淡さに驚く向きもあるようです。
慰めるどころか人質を中傷する世論があることに
違和感を感じていると言われます。