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(回答先: ヒューマニズム(人間主義)の危険性 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 20 日 15:50:36)
本来ダーウィニズムは進化論で頂点に立つ人間優位の理論のはずです。
それがなぜ動物愛護と結びつくのかよく分かりません。
この人物は一見キリスト教的思想に反発しているのですが、
実は典型的なキリスト教的思想の信奉者であると思えるのです。
その理由は以下のとおりです。
現在動物愛護運動を行っているのは主に白人です。
まあ例外もあるでしょうが、批判の矛先が常に有色人種に向けられている気がしてなりません。
ご存知のとおり、有色人種のほとんど民族には、犬や鯨など彼らが重要視している動物を食べる習慣があり、彼らの激しい抗議の対象となっています。日本人は鯨を食べるので野蛮だというのです。まったく、妄想で勝手に野蛮と決め付けられるのは心底不愉快ですし、なぜ食うのが野蛮なのだと問い詰めても、はっきりした答えが出てきません。要するに教義で野蛮とされているに過ぎないのです。その一方、自分ひとりが生存しているだけで、他の動物を殺していると言う現状には口を閉ざすのです。
昔国際捕鯨委員会で、日本の代表団がパイ皿を投げつけられたことがありました。そのとき日本と同じ主張をしていたノルウェーの代表団にはそれがなかった。象徴的出来事だと思います。
中世以前のキリスト教社会では、異端者(異民族)は教義の分からない人間の姿をした動物なので、その苦しみから開放してあげると言って、殺戮を繰り返した歴史があります。動物愛護運動に同じ危険性を感じるわけです。自分の主張を絶対視し、それに反発する野蛮人は人ではないから殺してもいいと。論理で考えられない人間ですから、有色人種全体を野蛮であるとレッテル張りし、排斥を行うのは目に見えています。
動物愛護運動は、他との整合性を一切考えない、実に(堕落した中世以前の)キリスト教的な思想だと思っています。
さらにこの人物が、逆説を利用して自説を正当化しようとするのには、非常に不審に思っています。