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(回答先: 最古の装飾品=貝殻ビーズ、7万5000年前−南アで発見・言語が存在か【時事通信】宝貝を石で擦って穴を開けた? 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 4 月 16 日 20:36:34)
南アフリカの洞窟で見つかった約7万5千年前の貝のビーズ。左下の棒が5ミリ=サイエンス誌提供
http://www.asahi.com/science/update/0416/001.html
人類最古の装飾品とみられる約7万5000年前の巻き貝のビーズが、南アフリカ南部の海岸沿いにあるブロンボス洞窟(どうくつ)から発見された。これまではトルコなどで見つかった4万〜4万3000年前の貝や卵の殻のビーズが最も古かった。ノルウェー、米国、南アなどの国際発掘チームが16日付米科学誌サイエンスに発表する。
見つかったのは、長さ1センチ以下の巻き貝41個。科学的年代測定法で、中期旧石器時代のものと分かった。同じような穴や摩滅した跡があり、色や大きさの似た貝がまとまって見つかったことなどから、装飾品として使われていたと結論づけた。この洞窟では幾何学的な模様が描かれた石も見つかっている。
装飾品は「美」など抽象的な思考の表れと考えられており、言語の発展とも深い関連があるとされる。
国際チームを率いるノルウェー・ベルゲン大のヘンシルウッド教授は「ビーズが持つ抽象的な意味は、(単語だけでなく)体系だった言語がないと伝えられない。今回の発見は、言語の使用など現代人的な行動が、少なくとも7万5000年前のアフリカにあったという証拠だ」という。
言語の起源に詳しい京都大霊長類研究所の正高信男教授は「最近、言語能力に関係する遺伝子の研究から、人類が言語を獲得したのは20万〜10万年前の間だろうと分かってきた。今回の発見は分子遺伝学的な成果とも矛盾しない」と話す。
(04/16 03:58)