現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ34 > 1036.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
南アフリカ共和国の洞窟(どうくつ)の約7万5000年前の地層から、ビーズとみられる穴を開けた小さな貝殻を41個発見したと、ノルウェーのベルゲン大学などの国際研究チームが16日付の米科学誌サイエンスに発表した。世界最古の個人的装飾品であり、中期旧石器時代にはこれらが持つ象徴的な意味を共有し、伝えるのに必要な言語が発達していたとみられるという。
[4月16日5時1分更新]
★ 今日のNHKのTV画像では、宝貝に似た形の良い巻貝を、石様のもので擦ることで穴を開けたように見える「貝殻ビーズ」が並んでいた。
約7万5000年前といえば、ヴュルム氷期が始まった頃で、13万年前から続いた間氷期が終わる頃だ。
7万5000年前に北スマトラ州(インドネシア)のトバ火山が噴火して、地球の気温が5度低下し、世界人口が数千人しか生き残らなかったと言われる。
因みに、古気候の数学的解析によると、13万年前の間氷期に二酸化炭素とメタン濃度はピークを記録している。
その後、二酸化炭素とメタン濃度は変動しながら減少して約2万年前の氷期に最小になっている。
13万年前の二酸化炭素量は、人間の振舞いによって増える現代の二酸化炭素量をはるかに上回っている。これが、最近の「地球環境会議」に疑義を呈する根拠でもある。
逆に、環境運動のすべてが二酸化炭素量に関係するとして、「地球環境会議」の発想と同類と看做す意見もあるが、こうした二項対立には意味がない。
最古の装飾品=貝殻ビーズ、7万5000年前−南アで発見・言語が存在か