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(回答先: イラク同時爆弾テロ:「黒幕は米国」と現地住民 ― 相次ぐ大規模テロ:反米感情は頂点 ― [日刊ゲンダイ3・5] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 04 日 13:59:04)
あっしらさん同様、私もABC,CNN,BBCなどの映像を見て、どれもカメラを据えたタイミングといい、カメラアングルといい、余りにもよくハマっていたので不思議に思った。テレビクルーは事前に知って爆発を待っていたのではないかと勘ぐりたくなる。
以下にフランスの左翼系新聞『リベラシオン』の記事を紹介する。イラクの人々は真実に気づきつつあるようだ。
http://www.liberation.fr/page.php?Article=183292
イラク:シーア派の指導者が自制を呼びかける。
バグダッド − シーア派の指導者が、アメリカによってアルカイダのせいにされた彼らのコミュニティーに対する殺戮テロの翌日、自制とイラクの統一を呼びかけた。
(中略)
「これをやった者はイラクの内戦を望んでいる。だがわれわれはそれに引き込まれてはならない」と、カルバラのハジ・アル・ムッダレシ師は説教の中で述べた。
ロイター通信とのインタビューで、彼は、サダム・フセインの圧制に苦しみ、イラク人の60%を占めるシーア派のコミュニティーは、米国からの権限委譲に続いて選挙実施となった時には、平和裡に権力の座につくことを決意していると言明した。
しかしながらイマム・フセインのモスクの外では、急進的シーア派の指導者、モクタダ・サドルの支持者たちが、「われわれは不信心者サダムとアメリカに対する復讐を望んでいる」とシュプレヒコールを叫んでいた。
アメリカとイスラエルの陰謀
バグダッドでは、シーア派とスンニ派の幹部が、内戦のワナに陥らないためにそれぞれのメンバーを集め、連帯の集会を組織した。
数百人のシーア派が、服喪を表す黒い旗を振り、「われわれシーア派とスンニ派は兄弟だ。われわれは外国人に祖国を売り渡さない」といったスローガンを唱えて、彼らの指導者のアピールに応えた。
「われわれは困難な時間と暗鬱な日々を過ごしている。(----)さあ目を覚ませ、不和の種を撒こうとしているアメリカとイスラエルの陰謀を失敗させるために」と、アージミア地区にあるアブ・ハニファのスンニ派モスクの導師、モアヤド・ネイミは警告した。
「イラクはスンニ派とシーア派が協同しなければ偉大にならない」と彼は付け加えた。
「もし両派が対立すれば、得をするのはアメリカ人だ。彼らはイラクにとどまる口実を見つけるだろう」と、今度はシーア派の長老、ラエド・アル・カゼミは主張した。
米国は、この同時テロにはアルカイダと推定されるリーダー、アブ・ムサム・アル・ザルカウイが関わっていると主張する。
アメリカの不安
「組織の発達程度と無辜の民まで犠牲にする意思が、ザルカウイの組織網には明らかに認められる。そしてわれわれはこのテロに関してザルカウイに結ぶつく情報を整理している」と、米軍司令官、ジョン・アビザイド将軍は会議で明言した。
しかしながら、この告発を支えるいかなる証拠も示さなかった。
イスラム原理主義組織に来たとされるある手紙の中で、アルカイダは水曜日、バグダッドとカルバラにおけるテロのすべてに関与を否定し、アメリカ軍が元凶であるとした。
アビザイドによれば、攻撃は少なくとも6人の自爆者によって4分間で行なわれた。その上、南の大都市、バスラでも未遂テロがあった。
彼は同じく、ザルカウイの組織はサダム・フセインの情報機関の構成員ともつながっていると述べた。
この協力関係は米国に不安を与えている。イラクの米軍にとって「大きな危険を表しているかもしれない」と彼は述べた。
一方英国は別の不安を抱いている。イラクが一定のイスラム原理主義者たちの“聖戦”の戦場と化す怖れである。
英国のトニー・ブレア首相は、水曜日、「中東を取り巻くあらゆる過激な運動のテロリストたちがイラクまで拡散している」と指摘した。