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(回答先: シーア派の指導者が自制とスンニ派との連帯を呼びかける(仏リベラシオン=要旨) 投稿者 さすれば 日時 2004 年 3 月 04 日 15:03:34)
【ワシントン中島哲夫】米中東軍のアビザイド司令官は3日、下院軍事委員会の公聴会で証言し、イラクのカルバラとバグダッドで2日発生した爆弾テロについて、国際テロ組織「アルカイダ」のザルカウィ幹部が関与したことを示す情報があると明言した。また、このテロでは多数が死亡したが、実はもっと大規模な計画であり、その一部は米特殊部隊の作戦で阻止されたと述べた。
アビザイド司令官は、ザルカウィ幹部指揮下の組織によるテロ計画情報を米側が事前に入手し、イラク側治安機関にも通報、同組織の活動家らを標的にした米特殊部隊の摘発作戦の一つが成功したと証言した。情報や作戦の細部には言及しなかった。
司令官はザルカウィ幹部らの狙いがイスラム教の宗派間対立をあおり内戦を起こさせることにあると断言。これは「中東のタリバン化」につながる道だと指摘した。6月末に予定されるイラク側への主権移譲やその後の選挙に向けて、テロが増加する可能性が高いという見方も示した。
司令官はまた、同幹部と旧フセイン政権勢力、特に元情報機関員との連携を示す情報もあり、警戒していると語った。
しかし司令官は、イラクでの内戦発生は阻止できると自信を表明。シーア派を狙ったテロが多発すれば同派イスラム教を国教とするイラン政府が姿勢を改めるだろうと指摘し、イランを経由した武装闘争要員の動きが抑制されることに期待を示した。
[毎日新聞3月4日] ( 2004-03-04-13:33 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040304k0000e030013001c.html