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(回答先: 英国が国連総長をスパイ 国際スキャンダル発展も [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 26 日 20:41:18)
アナン氏盗聴問題、ブレア首相苦しい弁明 英に波紋
http://www.asahi.com/international/update/0227/003.html
英国の前閣僚が26日、「英政府はイラク開戦前、アナン国連事務総長をスパイしていた」とBBCに語った盗聴疑惑で、ブレア首相は同日、「一つ一つの作戦の詳細にふれることはできない」と苦しい弁明に終始した。
ブレア首相は定例会見で「きわめて無責任。真偽はともかく、機密が簡単に漏れると人々が思うようになるのはひどく危険なことだ」と述べ、暴露発言をしたショート前国際開発相を批判した。しかし、盗聴の真偽については言葉を濁した。
前閣僚の発言が大きな問題に発展したのは、米側からの「盗聴依頼メモ」を英紙に内部告発し、機密保持法違反に問われた英政府通信本部の元翻訳官キャサリン・ガンさんに対する起訴を、英検察当局が25日に取り下げたばかりだったからだ。
異例の取り下げについて検察側は「法律上の判断」と政治性を否定しているが、公判で政府の情報活動が明るみに出るのを恐れたとの見方が広がっている。
英政府通信本部は、米国家安全保障局(NSA)を補完する情報収集機関。米英など5カ国が運営するとされる世界の情報盗聴監視システム「エシュロン」の中核機関の一つと目されている。
ガリ前国連事務総長は26日、BBCのインタビューに「今回の例にはコメントできないが、私が在職中、事務総長室や公邸がよく盗聴された」と証言。盗聴が常態化していたことをうかがわせた。
情報機関研究の専門家スチーブン・ドリル氏は「盗聴は意外ではないが、内部告発は驚きだ。エシュロンは大量の情報を処理するが、今回は特定人物を盗聴する伝統的な手法。国連本部は米国にあり、米国の対外情報機関は自国で活動しにくい。そのため英側に依頼したのではないか」と話している。
(02/27 10:53)