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(回答先: イラク派遣中止求め提訴 生存権侵害と1200人 名古屋地裁に初の集団提訴 [中日新聞]【原告団は引き続き参加者を募集】 投稿者 なるほど 日時 2004 年 2 月 23 日 19:57:02)
イラク派遣:
市民1262人が差し止め集団訴訟 名古屋地裁
イラクへの自衛隊派遣は憲法違反などとして、全国の市民1262人が23日、国を相手取り派遣の差し止めと違憲の確認、原告1人あたり1万円の慰謝料を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。提訴後に会見した原告団の池住義憲代表(59)=愛知県日進市、市民団体代表=は「派遣に反対して何かしたいが、具体的に何をしたらいいか分からないという人は大勢いる。訴訟をその思いの受け皿にし、声を合わせて国にぶつけていきたい」と話した。
派遣差し止めを求める訴訟の動きは札幌や東京などでもあるが、集団訴訟は名古屋が初めて。訴えでは、今回の派遣は目的が「自衛」の範囲を超えており、派遣地域が非戦闘地域とはいえないことから、正当防衛のためとされる武器使用も憲法が禁じる武力行使と区別が出来ない――などとしている。また、憲法が定める「平和的生存権」を侵害され精神的苦痛を受けたとして、慰謝料の支払いを求めた。
原告は池住代表らが中心となり、インターネットのホームページやメールなどを利用して集めた。約半数の631人は愛知県民だが、北海道から沖縄までに広がり、海外在住者も2人(東ティモール、ボリビア)が参加している。名古屋弁護士会所属の弁護士81人が弁護団を結成した。
この日は名古屋地裁に約100人の原告が集まった。伊藤めぐみさん(18)=三重県桑名市=は「テレビや新聞を見ていても『また(自衛隊が)行ってしまったんだなあ』と思うだけで、自分の感覚がまひしていくのが怖い。本当に支援だけが目的か分からないし、もっと鋭い目でこの問題を見ていきたいと思った」と語った。
原告団の事務局は「問題をより深く考えるための情報として、訴訟の過程を広く市民に公開、発信していきたい」としている。さらに原告の募集を続け、今年4月にも第2次提訴を行う方針。【加藤隆寛】
[毎日新聞2月23日] ( 2004-02-23-20:01 )