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自衛隊のイラク派遣は憲法違反で「武力行使をしない日本」に生きる国民の権利(平和的生存権)を侵害するとして、愛知県を中心に全国の市民1262人が23日、派遣差し止めと違憲の確認、さらに原告1人につき1万円の慰謝料支払いを国に求める訴訟を名古屋地裁に起こした。
原告側弁護士によると、同趣旨の訴訟は1月に箕輪登元郵政相が札幌地裁で起こしているが、集団訴訟は初めて。23日時点でさらに数十人以上が訴訟に加わる意思を示しており、原告団は順次、追加提訴する方針。
原告代表の非政府組織(NGO)代表池住義憲さん(59)=愛知県日進市=と弁護士有志らが1月下旬からホームページなどを通じて1口3千円で原告を募ったところ、外国人を含め10代から高齢者まで幅広く全国から集まった。翻訳家の池田香代子さんや評論家の大塚英志さんも原告に参加。愛知県の弁護士81人で弁護団を作った。
原告団は訴状で、「イラク国民の視点で見るとイラク戦争は侵略そのもの。自衛隊派遣は侵略への加担にほかならない」と指摘。派遣は憲法九条に抵触する上、「日本国民はいやおうなく加害者にされて平和的生存権を侵害され、精神的苦痛を受ける」と主張している。
自衛隊の派遣はすでに始まったため、原告団は今後、請求に撤収を加えることも検討する。
池住さんは「日本政府がやっていることは、どう考えてもおかしい。予想よりはるかに多数の人が賛同してくれた」と話している。
原告団は引き続き参加者を募集。問い合わせは、事務局052(781)0165。ホームページのアドレスは、http://www.haheisashidome.jp/
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20040223/fls_____detail__048.shtml